Debianパッケージ管理 その1 | Linux初心者の入門と基礎、Linux大学学長りなっくま先生のブログ

Debianパッケージ管理 その1

Debianパッケージの管理ツールとして、dpkgコマンドがあります。
dpkgコマンドは、Debianパッケージのインストールや削除などのパッケージ管理を行います。

パッケージ情報は/var/lib/dpkg/に保存されています。


Debianパッケージのパッケージファイル名は、



パッケージ名+バージョン+アーキテクチャ+拡張子



となりますパー


例えば、以下のパッケージ名があるわけです。
packag_2.1.1-10_i386.deb


dpkgコマンドを使用することで、パッケージの操作を
行うことができますので、まずは書式、オプションを確認してください(^O^)/


【書式】
dpkg [オプション] アクション



【代表的なdpkgコマンドのオプション】
-i(--install) パッケージをインストールする。
-r(--remove) 設定ファイルを残してパッケージをアンインストールする。
-P(--purge) 設定ファイルを含め完全にパッケージをアンインストールする。
-l(--list) インストール済みパッケージを検索して表示する。
-L(--listfiles) 指定パッケージからインストールされたファイルを一覧表示する。
-s(--status) パッケージ情報を表示する。
-S(--search)ファイルのインストール元パッケージを表示する。
-c(--contents)パッケージに含まれるファイルを表示する。


実行例として以下のように使用されます(・∀・)


【インストール】
パッケージをインストールする場合
# dpkg -i package-2.1.1-10.i386.rpm


【アンインストール(1)】
パッケージを削除するが、設定ファイルは残す
# dpkg -r package


【アンインストール(2)】
設定ファイルを含め完全にパッケージを削除する。
# dpkg -P package


【インストール済みパッケージの情報一覧】
インストールされているパッケージの一覧を表示する。
# dpkg -l


【パッケージの情報を表示】
パッケージの詳細表示を表示する。
# dpkg -s package