iノード番号 | Linux初心者の入門と基礎、Linux大学学長りなっくま先生のブログ

iノード番号

Linuxのファイルシステムでは各ファイルの実体をiノード番号で
管理しています。

例えば、ハードリンクを作成します。
ハードリンクはあるファイルの別名ですが、元のファイルと
同一のファイル実体を持っていることになります。

file1ファイルのハードリンクをfile2として作成します。
lnコマンドを使用します。

$ ln file1 file2


2つのiノード番号を確認しますと、

$ ls -i
37890987 file1 37890987 file2

ファイル名は違いますが、iノード番号が同じで
どちらも同じファイル実体を指していることが
わかります。


$ vi file1
test

と記述すると、

$ cat file2
test

上記のようにfile2でもfile1と同様の内容が表示されます。