Linux初心者の入門と基礎「ネットワークドライバ(1)」 | Linux初心者の入門と基礎、Linux大学学長りなっくま先生のブログ

Linux初心者の入門と基礎「ネットワークドライバ(1)」

こんにちは!!
Linux大学学長のりなっくまです。

本日の講義をはじめていきます!!
テーマは「ネットワークドライバ(1)」です。


ネットワークデバイスドライバは、他のデバイスドライバと同様
insmodやmodprobeコマンドでカーネルに組み込まれます。
組み込み時にカーネルはデバイスドライバの初期化関数を呼び出します。
初期化関数が行うことは大きく2つあります。

1つ目は、ネットワークデバイスの登録です。
ifconfigコマンドで表示される「eth0」などのネットワークデバイスに
対応付けられます。

通常のキャラクタ型デバイスドライバは、/devディレクトリにある
デバイスファイルと結び付けられています。
アプリケーション、このデバイスファイルに対してwriteシステムコール
を実施し、カーネルを介してデバイスドライバまで書き込み内容が
届けられます。デバイスドライバは、担当するデバイスに対してその
データを書き込みます。