Linux初心者の入門と基礎「Btrfs(2)」 | Linux初心者の入門と基礎、Linux大学学長りなっくま先生のブログ

Linux初心者の入門と基礎「Btrfs(2)」

こんにちは!!
Linux大学学長のりなっくまです。

本日の講義をはじめていきます!!
テーマは「Btrfs(2)」です。

もし、すべてのデータ変更に対してジャーナリングを有効にすれば、データの安全性
を確保できますが、そうすると、データの書き込み量が2倍になり書き込み性能が
大きく低下します。そのため通常はファイルシステム管理用の情報である「メタデータ」
でけジャーナリングを有効にします。つまり他のデータは、中途半端に書き込まれる
ことで破損する危険性があるのです。

しかもジャーナリング機能は、あくまで変更操作を確実に実施するためのものであり、
データは破損の検知はできません。破損したデータをそのまま利用すると、システム
や業務に重要な被害を及ぼす可能性があります。