Linux初心者の入門と基礎「viでのテキストの変更」 | Linux初心者の入門と基礎、Linux大学学長りなっくま先生のブログ

Linux初心者の入門と基礎「viでのテキストの変更」

こんにちは!!
Linux大学学長のりなっくまです。

本の執筆作業をしておりまして、
少し間が空いてしまいました・・・。

そんなわけで、本日2限の講義をはじめていきます!!
テーマは「viでのテキスト変更」です。

入力済みのテキストを変更するときは、文字を削除して、新たに入力しても
かまわないのですが、他にも便利な方法がありますので、今回は
その方法をご紹介していきます。


■1文字だけの変更
入力済みのテキストを1文字だけ変更するときは、
「r」コマンドを使用します。コマンドモードで実施します。

r・・・カーソル位置の文字を1文字だけ変更する

例)test3の[3」を「2」に変更する場合は、「3」にカーソルを
あわせ、「p」を入力後、「2」を入力すると、test2に変更されます。
test1 test3
-

test1 test2


■単語の変更

単語単位でテキストを変更することも可能です。
「cw」コマンドを使います。このコマンドでは、現在カーソルのある位置から
単語の終わりまでを、任意の長さのテキストに変更することができます。

cw・・・カーソル位置から後ろの単語を任意のテキストに変更する

例)test1だけを削除しつつ、入力モードに変更されます。
test1 test2
-


test2
-

■行単位の変更

行単位でテキストを変更することも可能です。
「c」コマンドを使います。

c$・・・カーソル位置から行末までを変更する
c0・・・カーソル位置から行頭までを変更する
4c1・・・カーソル位置から4文字後までを変更する
cc・・・カーソルの置かれた行全体を変更する


是非ともお試しくださいね♪