本日のテーマ「Makefile」 | Linux初心者の入門と基礎、Linux大学学長りなっくま先生のブログ

本日のテーマ「Makefile」

Linux大学学長のりなっくまです。

では本日の講義をはじめていきます!!
本日のテーマは「Makefile」です。

Makefileには、ソフトウェアをコンパイルするための手順や
インストールするファイルなどが記されています。Makefileの
存在するディレクトリ内でmakeコマンドを実行すると、
Makefileの記述に基づいてソースがコンパイルされ、実行ファイル
が生成されます。
Makefileは、configureスクリプトを実行することにより、システム
に合ったものが自動的に生成されます。

ソースからソフトウェアをインストールする手順を覚えておきましょう。

(1) tarコマンドでアーカイブを展開
(2) configureスクリプトを実行してMakefileを生成
(3) makeコマンドでコンパイル
(4) make installコマンドで実行ファイルなどをインストール

gccやccコマンドは、単一のソースをコンパイルできるコマンドです。
makeコマンドを実行すると、多数のgcc(cc)コマンドが実行される様子
が表示されるでしょう。lddコマンドは、実行ファイルが必要としている
共有ライブラリを表示するコマンドです。