「魔王学院の不適合者」
第1話の感想少しと2話感想もちょっと。
※以下ネタバレ
☆第1話感想少し
2000年前、神すら殺した暴虐の魔王。
今年は、その魔王が転生し蘇るとされた年。
魔王学院は始祖たる魔王の後継者育成のため、
入学試験を行おうとしていた。
本当は絶大な力を持っているのに、
力が巨大過ぎるために判定が正確に行われず、
逆に劣等や落ちこぼれの烙印を押されてしまう。
という、よくあるアレですが、
最近は「俺、何かやっちゃいました?」系統の、
強大な力を見せつけながら無自覚であったり、
誇るでなく謙遜するでなく当然の顔をしている主人公が
多かった気がするので、
ここまで清々しく尊大で傲慢で力の見せつけをしてくる
魔王様(転生)に、なんだか新鮮味を覚えました。
わりと嫌いじゃないです。
ちょっと引くところもありますが・・・。
入学試験で対戦相手を、殺害しては蘇生の無限ループという、
それジョルノだって最終回でしかやってないぞ!というような
やり過ぎをかましたり、
闇討ちに来た兄弟を返り討ち・・・まではいいとして、
弟をゾンビにして兄と戦わせるという悪趣味(本人は否定しているがどうみても悪趣味ですが魔王様、2千年前は品のいいご趣味
だったんですかね)とか、ちょっと教育熱心過ぎるところがあったり、
・・・ちょこっと暴虐が過ぎるところがありますが、
まあ、仕方ないね、魔王だし!
そんな反面、
母親には比較的穏やかに接しているのが微笑ましいです。
あのやり取りと、
天真爛漫・・・の範囲に収まるのかあれは・・・の母親が、
承太郎の家庭を彷彿とさせますが、
承太郎は一応人間で多分17歳だったので、
生まれて一ヶ月の魔王様を飼って・・・お育てしている
あの両親は・・・なんていうか・・・凄いですね・・・。
そんな感じで?
恐怖も嫌悪も、ギャップのあるかわいらしさも兼ね備えた
魔王様が、結構面白いです。
このまま尊大に、そしてテッパンと言って滑り倒しながら
進んでいって欲しいです。
☆第2話の感想もちょっと
あいかわらず無茶苦茶やる魔王様。
2話も絶好調に最強で、
授業でこれみよがしに魔法陣を書き換えたり、
授業内の生徒同士の対戦で、死ぬわ!というような破壊をしたり。
やり過ぎが基本なんですね、彼は。
こういう強大な力を下々に見せつけてくれる系の、
主人公や主要キャラ以外を軽視、見下すような展開は
あんまり好きじゃないんですが、
魔王様は多少気になっても流せます。
だって、魔王だし!
という最強の理由w
それと・・・あれよ・・・。
魔王様がついやり過ぎちゃうのは、
彼にとってはそれが普通のことなだけで、
ただ、今はそれが普通ではないだけで、
何が言いたいかというと・・・
ジェネレーションギャップではないでしょうか・・・魔王様・・・。
大変申し上げにくいのですが、
ジェネレーションにギャップが存在するのでは・・・。
2千年ばかし・・・。
そんな感じで、
彼のやり過ぎドタバタラブコメ?を楽しんでいます。
しかし、もうミーシャの姉サーシャを落とすとは思わなかった。
魔王様「それだけではない」
サーシャ「じゃあ何よ!?」
魔王様「お前の目が、綺麗だった」
サーシャ「あっ・・・」
魔王様「そんな綺麗な魔眼は見たことがない」
サーシャ速攻陥落
これは暴虐の魔王ですわ・・・・・・。