「波よ聞いてくれ」「啄木鳥探偵處」

全話視聴終了しました。

 

ちゃんと感想書く余裕がないので少しだけ。

 

※以下ネタバレ

 

 

◎「波よ聞いてくれ」

 

つまらない、嫌いということはなかったけれど、

かといって、面白い、大好きかと問われると、

よく分からなかった。

ただ単に、私とは波長が合わなかったんだと思う。

波だけに・・・なんでもないです。

 

なんだかんだでラジオパーソナリティになってしまった

完全素人出発のミナレさんと、

彼女を取り巻く様々な人たちの悲喜こもごも?な物語。

お仕事もののようなドタバタコメディのような。

 

出てくる登場人物たちが、皆どこか「普通」や「常識」から

外れつつも、それでもマイペースに全力に生きている姿が

どこか清々しかった。

クズめな人も多かったけれど(笑)

 

なかでもクズ度が割合高めな主人公のミナレさん。

色々ありつつも最後は夜明けを迎えていて、

なんだか・・・晴れ晴れしたというか、良かったなというか。

 

でも、ミナレさんの人生は

これからもギリギリ崖っぷちで続いてくんだろうな(笑)

 

 

 

◎「啄木鳥探偵處」

 

とにかく。

とに、かく。

と、に、か、く。

 

石川啄木君のクズさについていけなかった。

 

別に駄目人間とかクズ人間が嫌いなわけじゃないんだけども。

ただ、この石川君は受け付けないタイプのクズでね・・・。

 

最後の2話辺りでは、

そんな石川君にも見せ場があった・・・気がするけれど、

なにせ今までの積み重ねがあったので、

どうしても・・・最後まで・・・ごめんな・・・。

 

終盤の方は、

石川君を憎悪する気持ちと、

死相の出た病人を悪く思いたくない気持ちと、

しかし今までの鬼畜の所業が思い出されて拒絶する気持ちと、

葛藤で苦しみながら観た。

もう何がなんだか自分でもわからん(笑)

 

 

どちらかというと、

告発者Xの方がキャラとしては好きだった(笑)

 

 

なにはともあれ。

友情は素晴らしいってことですね。

 

・・・素晴らしいけど、ほどほどにが一番ですね・・・。