「イエスタデイをうたって」
第10話の感想というか少し
関係ないけれど、
夏アニメのチェックしました。
観たい作品が独占配信です。
ぎりぎりしてます。
※以下ネタバレ
クリスマスから年越しにかけての話。
クリスマス。
浪の家から逃げるようにして出た榀子は、
その足で陸生のいるクリスマスパーティーに参加する。
陸生は榀子にプレゼントを渡し、
榀子は「正月を一緒に過ごそう」と提案。
進展するように見える二人の仲・・・だが。
あー、今回ももやもやすんなぁー!
陸生と榀子は罪深くていけないね!
しかし、この歯痒さと腹立たしさが好きでもある(笑)
いつも榀子と陸生に色々と文句のようなものをぶつけているので、
誤解されてるかもしれませんが、
この作品自体はとても好きです。
この、人間心理のあやふやで複雑怪奇な部分が
丁寧に描かれているところ、好き。
原作欲しいな。
それはそれとして。
陸生と榀子です。
大人になると守るべきものが出来て、
自由に思うように動けなくなる。
大人になると色々と考えてしまって、
衝動や情熱のままに動けなくなる。
それはそうだと思います。
だから、動く前に考えることが先に立ってしまい、
結局動けないままでいる陸生と榀子の姿、
自分の心すら見失ってしまう陸生と榀子の迷走、
変化を恐れて踏み出せない及び腰、
そこには大いに共感してしまいます。
分かるよ、分かる。
無様に藻掻くように、少しずつ進むしかないんだよね。
二人とも、本当に少しずつは進んでいて凄いと思う。
今回の榀子の
「私、昔好きだった人の時と同じ気持ちにならないと
嘘なんじゃないかと思ってたの」
「でも、人を好きになる感情は、ひとつじゃないかもしれない。
だから、ゆっくりでも前に進もうと思う」
という言葉は素晴らしいと思った。
だが、しかし。
だが、しかし!
あまりにも自分の心を見失い過ぎて
周囲や相手や自分にも迷惑掛けてませんかね!?
晴のことを考えないようにして榀子と進もうとする。
浪から逃げて陸生のところに行く。
そういうところ、何とかならんのか!!
・・・と、毎回、心の中で大絶叫です。
本当に困った人たちですね!