「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に

 転生してしまった・・・」

第1話~第3話まで視聴したので、感想というか少し。

 

 

※以下ネタバレ

 

 

公爵令嬢カタリナ・クラエス。

転んで頭を打ったら、前世のオタク人生を思い出してしまった。

ついでによく考えてみたら、

どうも今いる世界は、前世でやった乙女ゲームの世界らしい。

しかも、よくよく考えたら、

自分は乙女ゲームで破滅フラグしかない悪役令嬢だ。

これはよろしくありませんわ!

破滅フラグ回避すべし!!

 

・・・というような、作品でした。

 

 

終始、明るく軽快で、コミカルで、

とっつきやすい観易い作品だなーと思います。

 

それはいいけれど。

前にも書いたんですが、

乙女ゲームの「悪役令嬢」って何だよ!?

・・・という疑問が、どうしても頭から離れない(笑)

乙女ゲームって、

いや、ゲームそのものをプレイしたことはないので、

間違っているかもしれませんが、

個人的なイメージだと乙女ゲームって

基本的に主人公に優しい・・・都合のい・・・優しいもので

構成されてるんですよね。

主人公と、キラキラした男性たちが複数いて、

なんだかんだで、ちょっとやそっとで、朝飯前の前くらいの勢いで、

男性たちが好意マックスになってくれる。

障害や苦悩はそれほどない、的な。

そんなイメージがあります。

例外はありますが。

「AMNESIA」は皆頭おかしくて最高だと思います。

主人公が薬を盛られて檻ガールになります。

あれは最高でしたね!

・・・ではなく。

だから、ライバルキャラや虐めてくるキャラが配置されていることに

どうしても違和感があるんですよね。

なんで、この作品には「悪役令嬢」がいるんだろう。

しかも、攻略対象ごとにライバルキャラが設定されてるようだし・・・。

違和感・・・。

 

 

・・・は、とりあえず置いておいて。

 

ゲーム内では「追放」か「殺害」しか選択肢のないカタリナ。

このままゲーム通りに進展したら、破滅一直線。

それは嫌なので、幼少期の今からコツコツとフラグ回避を図る。

 

で。

魔力を高めよう。

そのために畑仕事をしよう。

弟の部屋のドアを斧で叩き割って侵入しよう。

木登りは猿同然にしよう。

婚約者にヘビのオモチャを投げつけよう。

 

・・・と、何故か斜め方向に爆走していくカタリナが笑える。

 

おまけに、本人はそれらを「破滅フラグ回避のための手段」と

捉えているのに、

実際はそれによって周囲の全ての人間の恋愛フラグを立て、

というか既に好意マックスに陥れ、

破滅フラグどころかハッピーエンドに到達している・・・

というこの逆転現象(笑)

いや、破滅フラグは回避してるから逆転でもないか。

なんていえばいいのかな、こういうの。

 

しかし、よく考えれば、

主人公から攻略対象を全て奪った状態でゲームが始まるわけで、

逆にしっかり「悪役令嬢」をしていると言えなくもない、かもw

 

本来の主人公であるマリアちゃんは、

この状況でどう生き抜くのかw

まあ、生きるだけなら恋愛しなくても別にいいけれども。

反対にマリアちゃんが悪役覚醒しちゃったらどうしようw

 

 

 

そんな感じで。

破滅フラグを回避するには、

登場人物全部をタラしこめばいいじゃない!!

という力業の作品でしたw

マリアちゃんの未来が気になります。

まあ、マリアちゃんもハーレムに加えれば問題ないな!!