「ID:INVADED」

第9話の感想。

 

この作品を観ている他の方の感想?というか呟きが、

なーんかしっくりこないなーと思ってたら、

こっちが一週遅れで観ているからだった!

ネット配信、ほぼ一週間遅れてるのか!

なんてこった!

ネタバレ防止のために避けないといけないのか!

 

※以下ネタバレ

 

◎「ID:INVADED」

 

 

☆第9話の感想。

 

百貴のイド内にあったコックピット。

行先は「飛鳥井木記」のイド。

イド内で別のイドに繋がるらしい

そのコックピットに乗った酒井戸は・・・。

 

 

はっと目覚めると、酒井戸は過去の幸せな日々の中にいた。

いや、酒井戸ではなく鳴瓢のまま。

妻と娘が元気に生きていて、

対マンがまだ捕まらずに、

自分は刑事として生きていた頃。

幸せな過去。

でも、これは「イド」という幻想だと鳴瓢は知っている。

 

それでも、一応過去に戻れたならばやることがある。

と、「やること」に邁進する鳴瓢。

 

やること=対マンが妻子を手に掛ける前にぶっ殺す。

 

ですよねー。

そうくると思った。

 

対マンの自宅に押し掛け、

ついてきた百貴を遠ざけておいて、

対マンにタイマンを持ちかける。

 

「お前のやり方で」と素手で組み合う。

が、ぼこぼこにやられる鳴瓢。

と、唐突に銃声!

対マンの足に穴が開く。

 

素手の戦闘と見せかけて、突然銃を使うよ!

やると思った!

鳴瓢さんなら、やってくれると思いました!

そこにしびれ・・・はしないし、別に憧れないけど、

やってくれるとは思ってたw

 

しかし。

大切な誰かを殺されて復讐に走る主人公、というのは

いくつも見てきた気がしますが、

幻想の中とはいえ、相手が死んだと確認したあと、

こうまで清々しく「うっしゃー!」と雄叫びを挙げた男を

私は知らない(笑)

 

まあ、現実でもう何人も殺してる人だから、

今更躊躇も混乱も何もないのかもしれない。

 

 

対マン本人に関することはこれでいいんですが。

問題はその後。

 

対マンの自宅地下の闘技場にいた人物。

現実では対マン最後の被害者だった飛鳥井木記が

そこにいました。

 

で。

この飛鳥井木記が色々と問題で。

その後の展開で分かった情報をまとめると。

 

飛鳥井木記の外見は、

イド内でいつも死亡している「カエル」と瓜二つである。

飛鳥井木記は、思考や感覚や夢が他人に伝わってしまう

「サトラレ」体質である。

飛鳥井木記の夢の中には、いつも殺人鬼が入り込んでくる。

飛鳥井木記は、毎晩夢の中で、訪れた殺人鬼に殺されている。

飛鳥井木記の体質に気付いたジョン・ウォーカーが、

飛鳥井の夢の中に殺人鬼を誘い込んでいた。

 

・・・これは。

どう考えても。

飛鳥井木記=ミヅハノメ

 

ミヅハノメは飛鳥井のサトラレ能力を利用したシステムとしか

思えない。

飛鳥井の、夢を他人と共有する能力。夢=イド。

夢の中で毎回殺される飛鳥井(カエル)。

夢の中に入り込んでくるのは連続殺人鬼。

条件がぴったり。

ただ、イドは飛鳥井の夢ではなくて、

連続殺人鬼の無意識を飛鳥井の夢と言う形で出力してる・・・

ということだろうか?

 

まあ、何にしても、

ミヅハノメの核は飛鳥井でしょう。

 

そうなると、何故鳴瓢のイド内に、

飛鳥井のイドに繋がるコックピットがあったかということも

分かってくる。

鳴瓢はいつも飛鳥井の作る夢(イド)に名探偵という形で

入り込んでいたから。コックピットを使って。

だから、鳴瓢の無意識には飛鳥井に繋がるコックピットがあった。

 

しかし、そうだとすると、疑問なのは百貴のイド。

百貴は連続殺人鬼ではないし、

飛鳥井の夢にも入っていないから、

百貴の無意識内に飛鳥井に繋がるコックピットがあるのは

おかしい。

となると、あのイドは百貴のものではない、ということになる。

他の誰か・・・

連続殺人鬼で、

コックピットを使って、

飛鳥井の夢に繋がった・・・・・・穴井戸か聖井戸?

今までに捕まった殺人鬼たちも、

飛鳥井の夢と繋がったとはいえるけれど、

でも、彼らはコックピットを見たことがないもんね。

・・・だとすると、やっぱり穴井戸か聖井戸?

でも、あのイドは、百貴の家で発見された殺意から

作られたんだよね?

それが本当ならば、穴井戸も聖井戸も百貴の家なんて

行ったことあるのかどうか・・・。

それと、あの砂漠の世界で死んでた人は誰なんだろう?

既に死んだ人のイドってことはあるだろうか??

ミヅハノメの開発者・白駒博士とか・・・?

 

 

等々。

色々と考えることが多くて、

脳内がぐちゃぐちゃします。

 

が、たーのしー!!

 

 

なんだか次回の評判が良いようなので、とても楽しみです。