「虚構推理」
第3話、第4話の感想というか少し。
※ネタバレします。
◎「虚構推理」
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☆第3話、第4話の感想というか少し。
鉄骨の下敷きになるという衝撃的な死に方をしたアイドル、
七瀬かりん。
その亡霊「鋼人七瀬」が、とある街で暴れているため、
解決に乗り出した琴子。
だが、そこはかつて九郎の恋人だった紗季が
居住する街だった。
という、鋼人七瀬の事件が中心の話・・・なんですが。
おひーさま!
おひーーーーーさま!
私は残念でなりませぬぞ!!
と、何度心の中で叫んだか(笑)
琴子が、九郎の元彼女である紗季に
嫌悪感を持つのは分かります。
長年片思いを続け、熱烈にアプローチしても、
全く相手にされない自分。
それに対し、
過去には結婚まで決めていた仲の元彼女という存在。
もうそれだけで敵視してしまうのは仕方ないでしょう。
加えて、紗季の別れを決意した理由が
「妖怪、人外」という要素を恐れたからとあっては、
妖怪たちの知恵の神である琴子が不愉快になるのは当然です。
しかし。
だからといって、過去から現在に至っても、
紗季が琴子個人を狙って
何か攻撃的なアクションを起こしたわけでもないのに、
一方的に嫌がらせを仕掛け続けるのは、ちょっと・・・。
少し・・・だいぶ・・・とても印象が悪いな、お姫様と思いました。
自宅で怪我の手当てをしてもらって、
お茶もご馳走になっているのに、
とにかく「今の彼女」だと嘘を信じ込ませようと、
マウント取りまくろうとする言動とか。
妖怪が苦手な彼女のところに
わざわざ妖怪を伝言役に遣わせるとか。
おまけに彼女が怖がりそうな血だらけの子供幽霊に
「尻、乳のひとつやふたつ触っても怒らないでしょう」
と唆すところなんか、もう・・・。
おひいさま、品性を・・・品性を身に着けて下され・・・。
せっかく恋に一生懸命で、知性に溢れる可愛い女の子なのに、
勿体ないなあと思いました。
逆に紗季さんは好感度がすごく上がった。
九郎が人外だから別れた、とかどうかと思ったけれど、
いや今も若干どうかと思う部分もあるけれど、
しかし、結婚して子供をとか考えたときに
人外相手だとどうなるかと考えてしまったら、ね・・・。
というか。
今は人外である琴子にも普通に接しているし、
九郎の事情を知っていて付き合っている(と言い張る)琴子の
恋愛感情を本物と見抜くし、
琴子が遣わした妖怪にも恐れながらも冷静に対処するし、
紗季さん、いいね!
・・・そんな感じで。
とにかく琴子ちゃんに残念感を覚えてしまって悲しい。
好きにならせて・・・。
あと、かりんちゃんの父の死の真相と、
かりんちゃんの死の真相が普通に気になります。