モキエルさんから頂いた
「PSYCHO-PASSの免罪体質」に関するコメントへ
返信を書いたら、異様に長くなり、
投稿できないといわれてしまったので、
記事にしてまとめます。
考察だか妄想だか、
色々な思い入れが大爆発しています。
「免罪体質者」についての一考察というか、
考察と妄想の飛躍というか大暴走というか。
1期17話で藤間幸三郎がシビュラシステムの構成員となる第一条件として挙げているのが
「従来の人類の規範に収まらないイレギュラーな人格の持ち主であること」です。
直後に加えて、
「いたずらに他者に共感することも、情に流されることもなく、人間の行動を外側の観点から俯瞰し裁定出来る、そういう才能が望まれる」とも説明されています。
この、「イレギュラーな人格」、「他者に共感することも、情に流されることもなく」という部分が精神病質であるサイコパスを想起させます。
また、作中ではシビュラシステムが犯罪係数を測定する方法に関し、「生体力場を解析して」云々という説明がありますが、具体的に何をどうしているという説明はありません。
しかし、いくつかの描写で読み取れることはあります。
槙島の友人だった泉宮寺ですが、
彼は全身義体化を果たしており、
生身の部分は脳だけでした。
が、彼のサイコパスはドミネーターによって正しく計測可能でした。
全身が機械であるのに犯罪係数が読み取れる。
ということはつまり、シビュラシステムが犯罪係数を計測するときに参照しているのは「脳」ではないか。
そういう推測が可能だと思います。
人が特定の行動を取った時や、特定の感情を抱いた状態にあるとき、脳のどの部分が活性化するか。
そういう研究は現在でも数多くあると思います。
シビュラシステムはその逆、
脳の活性化部分や状態を見て、
対象の人物がどんな思考をしているか、
犯罪傾向にあるかを判断しているのではないでしょうか。
で。
「免罪体質者」は脳を観察しても「通常」のように計測出来ない。
それは、脳が「普通」ではないからと考えられます。
精神病質であるサイコパスは先天的に脳の機能に異常がある、とも言われています。
環境的要因もあるようですが、先天的な遺伝性の要因もあるとか。
サイコパスは脳の構造的に「罪と罰」の概念を理解出来ない、という記事を見たこともあります。
つまり、免罪体質者とは「脳の機能に異常があり」「罪悪感を理解出来ない」サイコパスではないかと・・・。
また、作品タイトルがずばりの「PSYCHOーPASS」。
綴りは違いますが、読みは同じ「サイコパス」。
作品の顔となるタイトルに、「PSYCHOPATH」と同じ読み方の造語をつけるということは、そこには込められた意味があるのではと考えます。
つまり「精神病質」の「サイコパス」が大きな意味を持つ作品だと・・・。
・・・。
なんか段々何を書いているのか分からなくなってきました。
殴り書きの乱文、お許しください。
以上のようなことから、
私は免罪体質者、及び槙島をサイコパスと考えました・・・。
まあ・・・灼に関してを考えると
全く違うようですが・・・。
でも一期ではこうだったと・・・
一人で信じ続けます・・・。
シリーズでは否定されましたが・・・。
一人で・・・そう思って・・・楽しむのです・・・。