「さらざんまい」
第9話の感想その1、です。
※ネタバレします。
◎「さらざんまい」
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☆第9話感想その1
燕太の裏切り。
悠の選択。
三人はバラバラになった。
そんな時、警官二人が現れ燕太を撃ち、希望の皿を奪い取る。
このまま燕太は死んでしまうのか。
そして、明らかに裏社会の人間である兄についていった悠は
どうなってしまうのか。
これからの三人の人生は――
という深刻な状況で、
冒頭一発、
凍ったままトラックに轢かれる芸をして、笑いを誘うケッピ様。
流石です、王子!
この陰鬱な空気を少しでも和ませようとする配慮!
身体を張って視聴者の精神を救おうとする優しさ!
素敵です、王子!
多分ですが。
このお笑い場面も、
愛の側にいるケッピが欲望のカワウソトラックに轢かれることに
よって、今は物語全体が愛から欲望へと傾いているんだよ、
ということを表している・・・のではないか・・・と思ったんですが、
そんな深刻なことも笑いで見せてくる王子。
流石っす、王子。
燕太に関する重苦しい雰囲気も、
「パクっとやって河童にしたのですケロ」で
一瞬で吹っ飛ばすケッピ様。
流石っす、王子。
ていうか、今感動してたところなんですけど。
すごく空気壊れましたケロ。
まあ、いいですケロ・・・。
しかし、河童になったからといって生存確定したわけではなく。
命のタイマーが刻まれる燕太。
なんということでしょう・・・。
一稀に「関係大有りだ」「ゴールデンコンビ」と言われて、
本人は今までで一番幸せそうだけれど、
あんまりいい予感がしないようなそんなようなどんな・・・。
怖い・・・。
一方、二人から離れて兄についていった悠も・・・。
兄が・・・
思ったより・・・
悪い大人だったね・・・。
あ。
その前に。
レオさんとマブさんの話が間に挟まってましたが、
やっぱり彼ら二人は普通に恋人だったんですね。
それはいいけれど、
なぜに突然のウエストサイドストーリー。
レオさんがロミオでマブさんがジュリエット・・・?
あー、でも、今ウエストサイドストーリーの最後を検索したら、
どっちか生き残るんかなあ・・・?
というか、なんでもいいけど、
ロミジュリ要素挟んでくるし、
私と彼と私で三角関係だし、
レオさんとマブさんって結構、乙女回路の中に生きてるよね・・・。
少女漫画かっ!
それはそれとして。
悠・・・。
誓が思ったより悪い大人でびっくりしました。
裏社会に半分・・・半分以上は足突っ込んでるけれど、
そこまで悪くはない・・・というイメージでしたが、
もう完全に裏社会の人間でしたね。
詐欺事件を起こす。
兄貴分の命を手土産に立場を作る。
弟分は利用して処分する。
敵対者は皆殺し。
・・・兄さん、完全に反社会的組織の人間だわ。
もっと・・・もうちょっとは・・・まともだと思ってたのに。
兄さん・・・
「ちっ・・・めんどくせぇな、餓鬼は、まったく・・・」
兄さん・・・
これはラッザーニアにしなければなりませんね!
という91Days感。
兄貴はする方か(笑)
でも、最後が・・・。
最後が・・・。
あの回想と兄さんの喋り方と音楽は辛い・・・。
兄さん・・・。
燕太も一稀も悠も、ついでに警官たちも?
色々と不安が高まります。
感想その2は考察というか妄想というか。