「DOUBLE DECKER! ダグ&キリル」

第11話の感想です。

 

 

※ネタバレします。

 

◎「DOUBLE DECKER! ダグ&キリル」

 

 

☆第11話の感想です。

 

突然、軍部にスカウトされたキリル。

今の職場、仲間達と離れ、軍部に移るかどうか。

 

ナレ「リスヴァレッタ軍部へのヘッドハンティングに

   彼の心は揺れ動いていた」

  「揺れ・・・動いて・・・」

  「否!ほぼほぼ決まっていたのである!!」

 

揺れ動かんのかーい!!

 

とかなんとか。

揺れ動かないキリルに笑っている場合ではなく、

観ている方が揺れ動いてどうすればいいか分からなかった11話。

 

 

今回、情報量が多過ぎて、

何をどう考えたらいいのか分からない。

 

うーん・・・。

とりあえず、まずは「ニカイ」について。

クーパー長官の話をまとめると。

 

「ニカイ」は2つの太陽のうちのひとつ。明るい方の太陽。

「ニカイ」には異なる文明を持つ人類が住んでいる。

軍部は「ニカイ」との接触を図っているが、

「ニカイ」はそれに消極的である。

・・・こういうことらしいです。

 

やっぱりニカイは太陽の片方でしたね。

でも、暗い方かと思ってた。明るい方なんだ。

なんでそんなに輝いてるの・・・??

電気代、大丈夫・・・?

 

それと、「ニカイ」については今回、

ミラ・・・ヴァレリーの記憶でもその様子が一瞬見えましたが・・・

すごい・・・すごい・・・サンライズ感w

ロボット出てきそうw

あんな世界とは思わなかった。

普通に星かと思ってたけど、

スペースコロニーみたいな感じなのかな?

(あ、でも、普通に星だったら、滅茶苦茶恒星じゃないか。

有り得ないなw)

 

そして、その「ニカイ」から18年前に逃亡してきた子供。

それがキリルとヴァレリー。

軍はずっとこの二人の行方を捜していたけれど、

今になって見つけた・・・?

 

うーん・・・。

どうなんだろう。

クーパーの話がどこまで信用出来るか分からないからなあ・・・。

「太陽のうちのひとつがニカイで、

ニカイには別の文明を持つ人類が住んでいて、

キリルとヴァレリーはニカイから来た」

ここまではヴァレリーの記憶とも一致するから

信じられる気がします。

 

しかし、「ニカイが地上と関わるのに消極的」というのは

どうなんだろう?

酔っ払いの言葉によると「地上はニカイの実験場」らしいから、

接触したがらないってのはおかしいような・・・。

何らかの目的があって実験してるなら、

何らかの手を加えているはずだよね。

むしろ向こうからある程度の接触があるんじゃ・・・?

あと、キリルとヴァレリーについて、

軍が今になってやっと見つけた、というのも・・・。

逃げ出したことを知っていて、

写真も持っていて、

キリルは軍の統括下にあるSEVEN0にいるのに・・・?

SEVEN0への移動も上からの指示だったのに・・・??

 

まあ、クーパーはBだったので、

・・・いや、今回の最後、お前かよ!と叫んだ。

もっと違う人かと思ってた。

ミラお姉さま、疑ってごめんなさい・・・。

それはそれとして。

クーパーが色々と嘘を吐いているのは間違いないですが、

どこからどこまでが嘘なのか分からない。

何を企んでいるのかも・・・。

 

Bのあの超人的能力。

アンセム使用者かと疑われたこともあるけれど、

しかし「オーバードライブ」の表示は出ていない。

10話にはアンセムを摂取し、

明らかに人を超えた能力を持ったけれど、

「エラー」が出た人がいましたね。

あれは対AMS弾に似た薬が少し効果を発揮していたからでした。

それを踏まえると、

Bはアンセム摂取をしているが、

対AMS弾のような何かを使っていて、

超人的能力だけ維持している。

もしくは、アンセム使用せずとも既に遺伝子が進化している。

「ニカイの人間」ということもあり得るかな・・・?

 

B=クーパー=軍部長官で、

彼がニカイの人間、もしくはニカイの意向を受けた人間とすると・・・。

今回の軍の動き、ダグは怪しんでましたね。

「アンセムを世間に周知させるだけじゃないか」と。

まるでアンセムの存在を世間に知らしめるために

軍を動かしたかのようなクーパー。

で、Bは子供にもアンセムを広めようとしていた。

クーパーは、ニカイは、

アンセムを使って地上の人間で実験している。

だからアンセムを地上の人間に広めたい。

それで・・・それで・・・何をしたいんだ??

アンセムで超人的能力を得たいなら既にB自身が・・・。

・・・??

???

 

あたまがいたくなってきました。

もうむり。

もうわかんない。

 

多分、続きの回でダグが色々教えてくれると思います!

明らかにクーパー疑ってたし!

きっともう色々分かってるよ、あいつ!

 

あ、あと、クーパーとニカイのことのほかに、

キリル達が逃げ出してきた理由、

「キリルが特別」の理由も知りたいです。

 

 

 

とかとか。

色々考えた(気もする)けれど、

そんなことより!

今回は!

 

ユリー!!!

 

それまで考えてたことが全て吹っ飛んだ、ユリ・・・。

 

温泉でもなんでも行けばいいじゃんよ!

戻ってこいよ!

刑事物といえば「殉職」かもしれないけれど、

ダブデカであるとは思ってなかったんだよ!

 

ああああ・・・ユリ・・・・・・・。

 

きっとトラヴィスがなんかしてんでしょう・・・?

あの挙動不審だったトラヴィスがきっと何かやらかして・・・

 

とも思うものの、

「コアデータのバックアップは人道上の理由で禁止されている」

というアップルの言葉。

「ユリは死んだ。もう戻ってこない」

「仮に同じ記憶があったからって同じ人間だって思える?」

「それは(略)別人じゃない!」

というマックスの言葉・・・。

ユリを唯一無二の生命として尊重する姿勢に、

それが当然の姿勢に、

また感動したので・・・

ああ・・・ユリ・・・戻ってきて欲しいけど、

ユリの生命と死を尊びたいんだ・・・。

 

ああ・・・。

 

 

そんな感じで。

謎の多さと、

感情の混乱で、

揺れ動いた11話でした・・・。

 

 

あと2話?で終わるんか、これ。