「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」
第7話の感想です。
※ネタバレします。
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☆第7話の感想です。
ズッケェロ(という名前だったらしい)を倒したジョルノ達。
しかし、ズッケェロには仲間がいる疑いがある。
そこで・・・
ギャングダンスですよ!!
どうしてそうなった!?!?
・・・そんな7話(?)
最初。
ナランチャが頭にコブが出来たと痛がってて、
「あら、可愛らしい少年じゃないの」と思っていたら、
ナランチャ「ちっくしょー!ごのやるぉおおお!
よくもやってくれたな!ゴラァアアア!」
激しくズッケェロに蹴りを入れ出す。
ええ・・・ちょっと急激にブチギレ過ぎじゃないですかね。
この少年、情緒が不安定ですよ。
保護者のフーゴさん、どうしたら・・・
フーゴ「まったく!調子こいてくれたな!!」
アバッキオ「このやるぉ!」
皆ブチギレで、ズッケェロの胴体を蹴り転がす!
ああ・・・。
なんというか・・・。
とてもギャングらしくて素晴らしい光景ですね。
ギャング達の微笑ましい日常風景ですね。
非常にいいと思います。
その隣で、冷静にズッケェロの身分証を確認するジョルノ。
貴方、つい先日・・・昨日くらい?まで、
普通の学生だったじゃないですか。
なんで馴染んでるんだ、こんなに。
・・・まあ、いいや。
新しい環境への適応能力が高いにこしたことはないよ。多分。
で。
仲間の情報を吐かそうと、
物理的にお口チャックされてるズッケェロに、
「言えよ言えよ」と無茶をいうミスタ。
本当にお口がチャックで答えようがないのに、
「言えよ」という理不尽極まりない行動。
ギャングらしくて非常にいいですね。
ギャング達の、ほのぼの日常会話ですね。
そして。
答えられないので答えないズッケェロさんに
拷問をくわえつつ・・・・・・何故か踊りだす!!
はっ!?
何故!?!?
なんだかサイケにカラフルな空間も広がってるし!
おーーい!
ブチャラティー!
貴方の部下たち、クスリやってますよー!
多分、これ、組織のクスリをちょろまかして
やってるんじゃないかなー!?
灯台下暗しでクスリが蔓延してますよー!!
どうにかしてー!?
困惑しつつ爆笑しました。
なんで踊ったw
まあ、そんなわけで。
アバッキオのムーディーブルースで、
ズッケェロが仲間に情報を流したことが分かったよ。
・・・ズッケェロさん拷問され損。
というより、あのダンスが本当に無意味w
何だったんだw
どうやらズッケェロの仲間は、
既にカプリ島に上陸し、ヨットの到着を待っているらしい。
このまま入港しても、または入港しなくても、
ズッケェロに何かあったと仲間にバレてしまう。
そうすれば、金を手に入れる事は難しい。
どうすればいい。
焦るブチャラティ達。
・・・うーん。
別に、君たちギャングなんだから、
その仲間ってのが島にいてもいいじゃん。
普通に島に行けばいいじゃん。
そんで、YOUたち、殺っちゃいなよ♪
と思ったけれど、
これは観ている方はズッケェロの仲間が一人だろうと
推測出来ているからでしょうね。
仲間が何人いて、どんな風に情報が回されるか分からないような
状態では、うかつにこちらの状況を知られるわけにはいかないのかも。
で。
困っているブチャラティ達に、
ジョルノ「この船が入港する前に、誰かが先に上陸して、
その男を探して始末すればいい」
さらっと提案する15歳。
普通に「始末」と言う辺りが、やばい。
DIO様の遺伝子が仕事をし過ぎている。
ジョルノ「このジョルノ・ジョバァーナには夢がある。
僕は100億リラが欲しい。
その金でブチャラティに幹部になってもらい、
僕らはのし上がっていかなくっちゃあいけないんです」
神々しい太陽光線を一身に浴びながら、
感動的なBGMとともに発言するジョルノ。
だが、冷静になって欲しい。
発言内容は、ギャング幹部の遺産をちょろまかし、
金の力をもって闇組織内でのし上がるという、
非常にブラックなものである。
一見、神々しい雰囲気に騙されてはいけない。
DIO様の遺伝子が仕事をし過ぎている。
そんなこんなで。
ヨットより先にカプリ島へ上陸したジョルノとミスタ。
ミスタはわりとジョルノのこと気に入ってるのかな?
アバッキオよりは友好的な雰囲気だよね。
この作戦行動を通して、もっと仲良くなれるといいね・・・・・・
と思ったそばから、
任務放棄で食事の支度をしだすミスタ!
食っとる場合かーッ!
しかし、これには理由があって。
ミスタのスタンド「セックス・ピストルズ」が
食事をしないと仕事をしないからだったのだ!
食っとる場合かーッ!
サラミ、食っとる場合かーッ!
お昼寝までしようとしとる場合かーッ!
セックス・ピストルズの自由奔放さに呆れつつ驚きました。
というか、スタンドって食べたりするんだ!?
寝たりするんだ!?
食べたものはどこへ行くんだろう・・・。
なんにしてもミスタの食費は高くつくな・・・。
きっとあれだよ。
ペットと同じで「いい物しか食べない」って言いだすタイプだよ、
あれら。
ミスタの家のエンゲル係数は、きっと高い。
どうにかこうにかピストルズを説得し、
ズッケェロの仲間を探すミスタとジョルノ。
ジョルノが標的をおびき出し、
ミスタが標的に近付いて攻撃を仕掛ける作戦。
ここのあたり、
名前も顔も分からない標的を、
ズッケェロからの呼び出しという形でおびき出そうとする
賢明な作戦。
それが失敗して、気付かぬうちに標的に近づき過ぎ、
かつ標的に自分の存在がバレても、
慌てず騒がずに銃弾を撃ち込むミスタの豪胆さ。
また、ミスタに情報を知らせるために
標的の持つ無線で呼びかけるというジョルノの機転。
どれもが鮮やかでいいなあと思いました。
まあ、敵は逃げちゃうんですけどね!
そんな感じで。
次回はズッケェロのお友達が拷問されて
ダンスする内容でしょうか?
え?違う?