色々なことを思う気がするけれど、
色々あり過ぎて、
色々と言葉にならない日。
なんというか・・・。
無形のものを軽視しないとか、
人間でない、人間の力の及ばないものに
畏怖・畏敬の念を抱くとか、
そういうの・・・大事だと思うんだよね。
うまく言えないんだけど。
それはと関係ない話だけど。
今、ゆっくり「夜市」読んでる。
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夜市 (角川ホラー文庫)
562円
Amazon |
これね。
この本には「夜市」と「風の古道」の二作品が収録されていて、
今は「風の古道」の方を読み進めている。
読み進め・・・なっかなか進まないんだよなあ・・・。
何時間もかけて5ページとかザラだもの・・・。
なんでよ・・・。
なんかずっと前から、
同じ行を何度も何度も繰り返し繰り返し
読まなければならない癖のようなものがあって・・・
いや、認めない!
強迫の一種にそういうのがあるとしても、
これは違う!
断じて認めないぞ!
認めたら悪化しそうだからな!
これは強迫じゃない!ないったらない!!
まあ、そんな感じで。
なかなか進まないわけですが、
「夜市」も「風の古道」も
普通の人間が異界に紛れ込んでしまう話で、
それが、
もうその異界がさ、
現実と隣り合っているのに境界が確実にあって、
異界の中では独自の厳然たるルールがあって、
どこか懐かしくて哀しい雰囲気なのが、
堪らん!!
すごく好みです!!
ホラーというより少し暗めの児童文学を読んでいるような
そんな気分になる作品で好きですありがとうございます。
・・・もしかしたらこれから
恒川さんの作品を少しずつ揃える病になるかもしれない。