「覇穹 封神演義」

第23話(最終話)を観たので、少しだけ感想です。

 

はっ!

夏アニメのチェックしなきゃ!

まだ春も全く終わる気配がないのに!!

 

※ネタバレします。

 

◎「覇穹 封神演義」

 

 

☆第23話視聴後の感想少し。

 

聞仲との戦い。

人間界の殷周革命。

紂王のこと。

妲己との戦い。

女媧との戦い。

封神計画。

 

・・・色々色々、とても色々、

この23話だけで終わらせなければならないことがあり、

一体どうなってしまうんだよ!?

わくわくするぜ!

 

と期待していたんですが、

実際観たら、

 

うん。意外と普通だな。

 

と思ってしまいました。

 

いや。

いやいや、待て待て。

冷静になれ。

 

「普通」ってなんだ?

 

聞仲をなんかまあやっつけて、

殷周革命はどうなったか分かったような分からないような、

紂王は何故か急激に老いて死んで、

聞仲が謎の満足感に浸り、

天化の傷は放置。

何故今来たんだ、雷震子。

女媧は妲己がなんとかして、

妲己が地球になって、

太公望はあれになり、

天化の傷は放置。

そして、太公望は結局封神しなかったような・・・?

 

普通?

普通ってなんだ?

 

いやあ、でも

わりと無難な終わりになったような気がしてしまった。

 

無難ってなんだ?

 

でも、そこまでパンチを感じなかったんだよね。

 

多分、あれ。

私の正気が封神されていたのだと思う。

 

スリルを求める人がどんどん強いスリルを求めるように、

酩いを求める人がどんどん深い酩酊を求めるように、

私は「覇穹 封神演義」に飼い慣らされてしまって、

もうこの程度の狂気では満足できなくなってしまったの!!

悲劇!!

 

ああ、過去と現在と未来と過去捏造と未来のネタバレと

時間と空間と嘘と本当と全てがごっちゃごっちゃ混ぜ混ぜで

視聴者を理解の及ぶ地平から遥か彼方へ吹っ飛ばした

狂気の総集編に見せかけた総集編じゃない

13話の衝撃が忘れられない!!

 

あれは素晴らしかった・・・。

 

最終話もそれに匹敵する素晴らしいものを

魅せてくれるか・・・と思ったけれど、

意外と普通だったんだよねー・・・。

 

いや、全然普通じゃないんだけど。

 

というか。

過程が色々描写されてあれば

納得出来なくもないけれど、

 

気がついたら、

真のラスボスは最初のラスボスが倒してました!

ラッキー!ハッピーエンド!

 

って凄いよねw

 

主人公って何だww

 

 

 

・・・そんなわけで。

輝きを放つ堂々たるクソアニメだった「覇穹 封神演義」。

色々あって、楽しかったです。

私は。

魂を封神された方々は・・・強く・・・生きて・・・。