「スタミュ 第2期」

第8話の感想です。

 

 

 

※ネタバレします。

 

◎「スタミュ 第2期」

 

 

☆第8話「第8幕」の感想です。

 

今回の内容を短くまとめると、

 

攻略王「俺の本気を見せてやる!」

攻略された人々「がんばって!」

攻略対象「攻略された!」

 

こんな感じでした。

 

 

さらに完結に一行でまとめると、

 

揚羽、攻略完了!

 

これでした。

 

 

神様に否定されて部屋に籠ってしまった揚羽。

練習にも出てこず、

このままではオーディション参加資格を剥奪されてしまう。

 

そんな揚羽を心配する蜂矢。

同様に、かつての指導者である楪。

複雑な思いで事態を見守る人々。

それから、

なんとかしたいと考える星谷。

 

さあ。

攻略王の腕の見せ所だ、星谷!!

 

・・・とは思うものの、

珍しく苦戦を続けている星谷。

なかなか一歩を踏み出せません。

 

 

そんな星谷を温かく見守るチーム鳳メンバー。

今回、揚羽のことで重苦しい雰囲気が続きましたが、

チーム鳳が集まって話している場面には

なんだかオアシスのような癒しを与えられました。

星谷に対するメンバーの信頼感が凄い。

心が和む。

チーム鳳はかわいいのう・・・。

 

やぼすけ「しっかし、厄介なことになったもんだ」

      「まるで天岩戸だぜ」

星谷「天岩戸?」

那雪「天岩戸っていうのは日本の神話だよ」

 

以下、天岩戸の説明少し。

 

星谷「それじゃあ揚羽も、

   皆で部屋の前で歌って踊れば・・・!」

 

ほう。

やる気かミラクル星谷。

アマノウズメ様をやる気か、なるほど。

星谷は胸を露わにして、ピーも露わにして、

揚羽の部屋の前でエロティックに舞い踊りたいと・・・!!

揚羽に刺される・・・!!

あと、そういうのは「Room Mate」でやって!

 

 

・・・とにかく。

そんな知識は仕入れなかった純粋な攻略王星谷は、

いつも通り無策だけど話しかけに揚羽の部屋の前へ。

 

星谷「俺、気持ち分かるよ」

   「俺にも憧れの人がい・・・」

揚羽「うるさいっ!!」

   「同じじゃない・・・僕と君は」

   「帰れ!!」

 

まあ、そうなるよね。

星谷って打たれ強くてポジティブなのが長所だけど、

打たれ強くてポジティブなのが短所よね。

凄く凄く落ち込んでいる人に

簡単に「気持ちわかるよ」なんて・・・ねぇ・・・うん・・・。

 

 

一旦は失敗した星谷。

しかし、やはり諦められない星谷に、

すっと寄ってくる柊先輩が・・・!!

 

柊「ランバートの台詞や歌は、

  アレクシスを暗い屋根裏部屋から外へと誘うノックの音」

  「心をぶつけ合ったからこそ、

  彼らの紡ぎだすハーモニーは観客の心を打つのです」

 

すっと来て、

すっとヒントを与えて、

すっと去る柊君。

 

なんなの?

前回から柊君はなんなの?

聖人なの?

このままだと私が「憧れの高校生」とかいって

柊君を拝み始めるよ?

なんなの?

なんなの!?(謎の半ギレ)

 

 

そして、覚醒する攻略王。

 

星谷「俺は、揚羽と話したい」

 

揚羽「話すことなんてない」

星谷「俺にはある」

 

もう誰にも止められない攻略王。

 

また「憧れの人」がいるからという失敗を繰り返す・・・かと

見せかけ、

 

揚羽「僕は違う・・・君なんかとは・・・!」

星谷「ああ、違う!全然違う!」

   「俺なら、憧れの人に否定されても諦めたりできない!

   追っかけてくるなって言われても追っかける!」

 

煽って扉を開けさせ、

 

揚羽「もしもじゃない!僕は否定されたんだ!!」

   「どうしたらいいの?」

   「どうしたら・・・夢を諦められるの?」

 

はい、ここで

 

星谷「ほら、同じじゃん」

   「俺も、夢を諦める方法なんて知らない」

 

名言で落とす。

 

はい、攻略です。

もうMVが入って完全に攻略完了です。

 

攻略王相手にここまで粘ったものの、

落とされる時は一瞬の揚羽さん。

 

練習にも復帰し、

憧れの神様とも会話し、

今度は「期待しているよ」と声をかけてもらい、

色々と良い方向に進み始めました。

 

良かった・・・と思います。

 

 

ただ・・・

 

揚羽「知りたいから。もっと。悠太のこと」

   「名前で呼んじゃ、駄目だった?」

 

攻略された途端に、ぐいぐい距離をつめてくる揚羽。

 

なんだろう。

大丈夫だろうか、この子。

依存体質なんじゃないだろうか。

だから、神様から星谷へ。

月読から天照に信仰対象が変わっただけじゃないのか。

あれ?天照は揚羽だっけ?

まあ、いいや。

とにかく、大丈夫だろうか。

 

なんだか、

いまいちすっきりした気分になれませんでした。

 

うーん・・・。

多分・・・。

 

星谷が揚羽と同じ挫折(憧れの人に否定される)もしてないのに

簡単に二人が共鳴してしまったこと。

「夢を諦められない」という一点で共鳴したのは分かりますが、

それだけで揚羽が星谷に心を許せるとは思えないこと。

 

それと・・・

揚羽の夢は「神様になること」だったのが、

それが否定され、立ち直ったときには

「僕は僕として舞台に立つ」になっていました。

が、いつその方向転換が為されたのかが分からない。

「夢を諦められない」から即、

「自分は自分」に繋げられるとは思えないんですが、

いつの間にかそうなっていました。

うーん・・・。

そういうのが唐突に感じてしまったのかなあ・・・。

月皇が悩んで迷って紆余曲折の末に得た答えを、

揚羽が何もなく急に手に入れたようにも見えたのかも・・・。

 

なんとなく、

揚羽の立ち直りは腑に落ちきらないものがありました。

 

あ。

あと、腑に落ちないと言えば、

 

南條「揚羽が戻って、辰己に俺に、ミラクル星谷」

   

十文字君を忘れないでください!!

納得いきません!!

 

 

 

そんな感じで。

揚羽の立ち直りは良かったけれど、

なんとなく釈然としない部分もある8話でした。

 

 

どうでもいいけど。

毎回、予告が遥斗お兄様無双状態ですよね。

特に教え子の前華桜会に対しては・・・。

よくよく振り返ってみたら、

お兄様と予告して精神的ダメージ受けてない、

ぎりぎり引き分け状態に持って行ったの、

ブラコン鳳しかいない(笑)

やはりブラコンにぶつけるにはブラコンなのか(笑)

 

というか。

お兄様2期になって「いい性格」してるのが分かって

面白いです。