「影鰐-KAGEWANI-承」
第3話の感想です。

もう既に視聴は4話までしたんですが、
4話の番場先生に痺れた。


※ネタバレします。


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☆第3話「秘儀」の感想です。

山奥にある「達磨温泉」を訪れた達也と由美香。
だが、温泉に入った後、
由美香だけが忽然と消えてしまう。



観る前に他の方の感想などを観ていたら、
「闇芝居」「闇芝居」と言われていたので、
「そうなの?」と思って観たら、
「闇芝居」でした。

奇獣が出てくるまで完全に「闇芝居」気分で観てた。
奇獣が出てきて「影鰐だったわ、これ」と思い出した。
そのくらい「闇芝居」でした。


それはともかく。
今回は1期に近い雰囲気の話・・・だったでしょうか。

確かに二人で温泉に来た。
なのに、温泉に入ったら由美香がいなくなった。
宿の従業員に聞いても
「お客様はおひとりでした」
としか言われない。

・・・あーいいですねえ。


探し回るうち、奇妙な祭壇のある部屋を見つけた。
その祭壇の線香の煙が一点に流れていっている。
触れてみると、
祭壇の奥に地下に続く謎の階段が現れた。

・・・・・・あーいいですねえ。


暗い階段を下へ下へ降りていく。
謎の声。
そして、地下の空間に巨大な鳥居と社が現れた。

祭壇には線香があったけれど、
地下にあったのは鳥居。
仏教なのか神道なのかはっきりして欲しい。
でんでん太鼓を振り回している場合ではない。


そして、行われている謎の儀式。
今まさに由美香が贄として差し出されようとしている。
「達磨様」と呼ばれる奇獣に・・・!

気味の悪い宗教団体の方々は、
手間暇かけてネットで細工したり、
宿の体裁を整えたり、
男の方を騙したり、
色々色々苦労して時間をかけて
「獲れたて新鮮な生娘」の贄を準備してました。

が。

実は達磨様は好き嫌い一切なかったという。
別に宗教団体の人でも一向に構わないよ。
食べられるなら誰でもいいよ。
もぐもぐするよ。

宗教団体の徒労具合に笑いが・・・。
あと、謎の音叉?の音を聞いたあとの
達磨様の乱心っぷりに笑いが。

「達磨様、ご乱心でござるー!」
とか言ってなんか笑ってしまった。


でも、
そのあと、昼間入っていた温泉の湯が
注ぎ口から次第に赤くなっていくのは
気持ち悪くて良かったです。
あれ、あそこの達磨様の池から
お湯を引いてたってことだよね。
間接的な達磨様との混浴。
いやだわー・・・。
で、
達磨様の出汁の効能は何なの?
肌が綺麗になったりする?



・・・そんなこんなで。
怪談の雰囲気が堪らないながらも、
達磨様が考えれば考えるほど意外と可愛らしく、
あれ?贄をもらって大人しくしてるって、
もうそれペットじゃないの?
達磨様、ペットだったんじゃないの?
・・・なんて、何故か微笑ましく感じる3話でした。


それにしても。
あの音叉の人は誰でしょう。
というか。
影鰐の奇獣って、
光と音に反応する何かがあるんですかね。
1期の時もわりと光と音に反応してたような。
うーん・・・。

ところで、番場先生はどうなった。