「ガッチャマン クラウズ インサイト」
第九話の感想です。
※ネタバレします。
◎「ガッチャマン クラウズ インサイト」
☆第九話「opt-put」の感想です。
くうさまによって強制的に一つになっていく人々。
うわー。
くうさま、こわー。
ことあるごとに「ひとつになろうよー」と繰り返してきた
くうさま達。
ついに「ひとつにならないと困ったことになる」を実行。
食べる。
飲み込む。
吸い込む。
空気を読まない、空気に馴染まない、
そういう人間を次から次へと飲み込んで消していく
くうさま達。
それを恐れて無理矢理にも空気に染まっていく人々。
うわー。
こわー。
ところで。
カッツェさんのクイズの答え。
それから、くうさま達の正体。
結局、答えは「空気」で良かったんですね。
なーんだ。
でも、別に皆が皆、大好物ってわけじゃ・・・。
皮肉かな。
で。
多数派の「空気」に完全に包まれた社会では。
空気によって敵、味方が生まれました。
一つになるはずなのにおかしいよね。
「一つになる空気」を拒む者は敵。
空気を否定する者も敵。
つまり、
ぼっちも敵、
意見する人も敵、
ゲルサドラを警戒して拘束しようとする
ガッチャマンも敵。
「敵」・・・。
敵ねえ・・・。
一方、そんな多数派の空気に染まらない
人々の中にも・・・
丈「ゲルサドラ、お前は、俺が倒す!!」
丈さん・・・。
ゲルサドラを首相にした俺の責任が、とか、
蹴りをつける、とか言ってるけど、
いや、それは大事だとは思うけども、
ゲルサドラと何の対話もせず
「お前を倒す!!皆の敵!!消えろ!!」
っていうのは、ちょっと・・・。
相変わらず思い込み激しいな、丈さん。
丈さんはゲルサドラを敵と定めたようですけど、
本当にそうなんでしょうかね?
敵か・・・。
敵ねえ・・・。
ゲルでもないし、
ガッチャマンでもないし、
人々でもないし、
くうさま=空気が敵・・・??
いや、でも・・・空気って敵なのか??
人が集まれば、ある程度空気が出来てしまうのは
仕方がないし、そもそも空気が全くなければ
それはそれでまとまらない気がするしなあ・・・。
清音のように「空気の中にいる時、楽しかった」
という場合もあるだろうしなあ・・・。
大体、もし空気が敵だとしても、
空気って倒せないよねえ?
どうしても生まれてしまうものだし・・・。
やっぱり「変える」という解決なのだろうか・・・。
解決になるのかしら・・・。
うーん・・・。
ぐちゃぐちゃする・・・。
そんな時に見た理詰夢と累の会話。
あの場面は何か答えの一つになり得る気がしました。
しました・・・しま・・・したけど・・・・・・
るいるい・・・・・・
相変わらず嘆かわしい事この上ないなあ・・・。
理詰夢「猿になった気分はどうだ?」
累「とてもいい気持ちなんだあ・・・(略)
ひとつになるのはこんなに素晴らしいことだったのに・・・」
理詰夢「そうか。おめでとう」(軽蔑の眼差し)
るいるい・・・。
頑張ってたんだね、るいるい・・・。
一人で頑張ってたんだよね・・・。
だけど・・・なんか・・・嘆かわしいよね・・・。
でも、恐らくこれが切欠で累は覚醒する・・・んですよね?
そう考えると、
強敵と書いて友と読むってのは必要だなって思いますね。
敵がいるから覚醒する。
敵がいるからアップデート出来る。
おお、バチバチキラキラじゃないですか!
また、はじめとつばさも。
初めてゲルサドラの進める「ひとつに」の方法に
疑問を抱いたつばさ。
そのままゲルサドラの元を離れ、
街を徘徊するうちにはじめと再会。
つばさ「私、もう分かんなくなっちゃいました」
はじめ「今は一回立ち止まる時かもっすね」
つばさ「でも、立ち止まって何をしたらいいんですか?」
はじめ「うーん、そっすねー。
ゆるじいに聞けばいいんじゃないすか?」
今までガッチャマン達とは一つになれない!と
拒絶を繰り返していたつばさ。
そんなつばさがはじめの言葉に素直に耳を傾ける。
バチバチはしてないかもしれませんが、
意見を異にしてたからこその場面ですよね。
うーん・・・。
なんとか今の状況を解決出来るのかな・・・??
あと。
はじめ「ゲルちゃん救えるのは
きっとつばさちゃんだけっすから」
この言葉。
ずっと株を下げ続けているつばさですが、
私もつばさが最終的にゲルサドラをどうにかする
役割を持っている・・・と思います。
分からんけど。
難しいことは考えられない。
すぐに結論を出して走る。
それがつばさの短所ですけど、
長所にもなると思うんですよね・・・。
必要な時、考えずに立ち止まらずに行ける。
つばさちゃんには、そういう役割がると・・・・・・
私は信じてるから!信じてるからね、つばさちゃん!!
追記。
「ひとつになる」ことを幸福を信じて疑わないゲルサドラが、
雨の中で一人立ちつくし、「つばさちゃん・・・」と呟く、
孤独の中で他人を求める姿が印象的でした。
第九話の感想です。
※ネタバレします。
◎「ガッチャマン クラウズ インサイト」
- ガッチャマンクラウズインサイト トレーディングアクリルキーホルダー BOX/タカラトミーアーツ
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☆第九話「opt-put」の感想です。
くうさまによって強制的に一つになっていく人々。
うわー。
くうさま、こわー。
ことあるごとに「ひとつになろうよー」と繰り返してきた
くうさま達。
ついに「ひとつにならないと困ったことになる」を実行。
食べる。
飲み込む。
吸い込む。
空気を読まない、空気に馴染まない、
そういう人間を次から次へと飲み込んで消していく
くうさま達。
それを恐れて無理矢理にも空気に染まっていく人々。
うわー。
こわー。
ところで。
カッツェさんのクイズの答え。
それから、くうさま達の正体。
結局、答えは「空気」で良かったんですね。
なーんだ。
でも、別に皆が皆、大好物ってわけじゃ・・・。
皮肉かな。
で。
多数派の「空気」に完全に包まれた社会では。
空気によって敵、味方が生まれました。
一つになるはずなのにおかしいよね。
「一つになる空気」を拒む者は敵。
空気を否定する者も敵。
つまり、
ぼっちも敵、
意見する人も敵、
ゲルサドラを警戒して拘束しようとする
ガッチャマンも敵。
「敵」・・・。
敵ねえ・・・。
一方、そんな多数派の空気に染まらない
人々の中にも・・・
丈「ゲルサドラ、お前は、俺が倒す!!」
丈さん・・・。
ゲルサドラを首相にした俺の責任が、とか、
蹴りをつける、とか言ってるけど、
いや、それは大事だとは思うけども、
ゲルサドラと何の対話もせず
「お前を倒す!!皆の敵!!消えろ!!」
っていうのは、ちょっと・・・。
相変わらず思い込み激しいな、丈さん。
丈さんはゲルサドラを敵と定めたようですけど、
本当にそうなんでしょうかね?
敵か・・・。
敵ねえ・・・。
ゲルでもないし、
ガッチャマンでもないし、
人々でもないし、
くうさま=空気が敵・・・??
いや、でも・・・空気って敵なのか??
人が集まれば、ある程度空気が出来てしまうのは
仕方がないし、そもそも空気が全くなければ
それはそれでまとまらない気がするしなあ・・・。
清音のように「空気の中にいる時、楽しかった」
という場合もあるだろうしなあ・・・。
大体、もし空気が敵だとしても、
空気って倒せないよねえ?
どうしても生まれてしまうものだし・・・。
やっぱり「変える」という解決なのだろうか・・・。
解決になるのかしら・・・。
うーん・・・。
ぐちゃぐちゃする・・・。
そんな時に見た理詰夢と累の会話。
あの場面は何か答えの一つになり得る気がしました。
しました・・・しま・・・したけど・・・・・・
るいるい・・・・・・
相変わらず嘆かわしい事この上ないなあ・・・。
理詰夢「猿になった気分はどうだ?」
累「とてもいい気持ちなんだあ・・・(略)
ひとつになるのはこんなに素晴らしいことだったのに・・・」
理詰夢「そうか。おめでとう」(軽蔑の眼差し)
るいるい・・・。
頑張ってたんだね、るいるい・・・。
一人で頑張ってたんだよね・・・。
だけど・・・なんか・・・嘆かわしいよね・・・。
でも、恐らくこれが切欠で累は覚醒する・・・んですよね?
そう考えると、
強敵と書いて友と読むってのは必要だなって思いますね。
敵がいるから覚醒する。
敵がいるからアップデート出来る。
おお、バチバチキラキラじゃないですか!
また、はじめとつばさも。
初めてゲルサドラの進める「ひとつに」の方法に
疑問を抱いたつばさ。
そのままゲルサドラの元を離れ、
街を徘徊するうちにはじめと再会。
つばさ「私、もう分かんなくなっちゃいました」
はじめ「今は一回立ち止まる時かもっすね」
つばさ「でも、立ち止まって何をしたらいいんですか?」
はじめ「うーん、そっすねー。
ゆるじいに聞けばいいんじゃないすか?」
今までガッチャマン達とは一つになれない!と
拒絶を繰り返していたつばさ。
そんなつばさがはじめの言葉に素直に耳を傾ける。
バチバチはしてないかもしれませんが、
意見を異にしてたからこその場面ですよね。
うーん・・・。
なんとか今の状況を解決出来るのかな・・・??
あと。
はじめ「ゲルちゃん救えるのは
きっとつばさちゃんだけっすから」
この言葉。
ずっと株を下げ続けているつばさですが、
私もつばさが最終的にゲルサドラをどうにかする
役割を持っている・・・と思います。
分からんけど。
難しいことは考えられない。
すぐに結論を出して走る。
それがつばさの短所ですけど、
長所にもなると思うんですよね・・・。
必要な時、考えずに立ち止まらずに行ける。
つばさちゃんには、そういう役割がると・・・・・・
私は信じてるから!信じてるからね、つばさちゃん!!
追記。
「ひとつになる」ことを幸福を信じて疑わないゲルサドラが、
雨の中で一人立ちつくし、「つばさちゃん・・・」と呟く、
孤独の中で他人を求める姿が印象的でした。