「魔法科高校の劣等生」
全二十六話、視聴終了後の感想です。


※ネタバレします。


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☆全話視聴後感想。


流石です、
お兄様。










この作品の感想にこれ以上ふさわしい言葉があると
私には思えませんが、どうでしょうか、お兄様。

最初は「劣等生」ってタイトルなのに、
全然劣等生じゃない!詐欺じゃん!
と思っていました、お兄様。

しかし、それが私の大いなる過ちであると、
次第に気付かされました、お兄様。

お兄様のお隠しにならなければならない
数々のお力。
次々と新たなCAD、新たな魔法を開発される、
その輝かしいご才覚。
世の凡庸な研究者どもが到達出来ない
遥か高みの地平まで魔法を見通し、ご理解なさる、
その溢れる知性。
忍術をお極めになるほどの優れた身体能力。
敵に情けをかけるなどという愚行を一切なさらない、
敵を殲滅することに躊躇など一切されない、
研ぎ澄まされた冷静さ。
そして、再生と分解という、
生命すらも意のままに操られる神の如きお力・・・!

最早、
どうしたらお兄様にかすり傷一つでも負わせられるのか、
敵もさぞ絶望の淵であがき苦しんだことでしょう・・・!
お兄様に抗おうと思うそのことこそが
何にも勝る罪悪とも知らずに・・・!

流石です、お兄様・・・!

間違っていたのは私です・・・!
私こそがお兄様の素晴らしさを理解出来ない
「劣等生」であったのです・・・!
お許し下さい、お兄様・・・!



そんな感じで。
最初こそは「劣等生って何じゃらほい」と不満に
思ってしまっていたりなぞしましたが、
次第次第にお兄様の素晴らしさに虜になり、
最後は神の領域にまで到達されたお兄様に
「流石です、お兄様・・・!」という陶酔状態にまで
陥るという、素晴らしいお兄様作品でした。
普通に薦められるかと言われると・・・
うん・・・まあ・・・ですが、
お兄様宗教に興味があるという方には
是非にも強烈に薦めたい一作です。
お兄様、流石でした。
もうさすおに出来ないなんて寂しいわ。

お兄様。
ああお兄様。
お兄様。