「Re: ハマトラ」第四話の感想を少し。

ちょっと余裕がないので短く適当に。

※ネタバレします。


◎「Re: ハマトラ」
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☆第四話「For Whome Talent」の感想を少し。

ミニマム能力の使用後に幼児化するハニー。
どうやらこれはミニマムによる副作用だと
カフェノーウェアの面々は結論づける。
ショックを受けるハニー。
そんな折、ミニマムホルダーは全員徹底管理すべき
という過激思想の人物・ドクトルがミニマム機関に
呼び戻された。


ハニーとスリーの過去の色々が分かり、
面白い回だった・・・と言いたいんだけど、
ドクトルの主張がよく分からなくて混乱しっぱなしで
素直に面白かった!といえないこの気持ち。

結局なんなの、あの人の主張は。
だって別にハニーだってスリーだって
才能を無駄にはしてないじゃないですか。
ちゃんと世のため人のために使ってるじゃないですか。
管理して世のために使うのが正義って主張だから
野良は才能を生かしてることにならないってこと?
でもさ、じゃあ誰が管理するのが正しいの?
政府?ミニマム機関?もっと別の組織?
なんだかその辺りが曖昧でうまく飲み込めませんでした。

大体、「娘の能力は暗殺に生かすのが最適」って聞いて
喜んでたけど、それって世界のためになってるの・・・?
暗殺って余計世の中が混乱するんじゃ・・・?
大体、どの立場で誰を暗殺するのさ・・・?
世界のためって何だ・・・?
???

父娘の対立を素直に反発や共感して観たいのに
それを許さないハマトラ特有のこの感じ・・・。
いい話と見せかけてずっともやもやしちゃう
この微妙なストレス感・・・。

流石、ハマトラ。
癖のある味わい。

そんでもって、
価値観の隔たりから断絶していた父娘が、
トラブルに巻き込まれて否応なく対面し、
共に生死の危機に瀕し、
互いの思いをぶつけ合い、
結局、
和解どころか少しも隔絶が解消されない、
幼女バージョンで朗らかに
「ばいばーい!(永遠にな)」と言っちゃうこの感じ。

流石、ハマトラ。
一筋縄ではいかない結末。
特に何も解決しないこの終わり方。
何だったんだ、この一話。
うーん、複雑で深遠な味わい。

今回も素晴らしくハマトラで、
面白かったと素直に喜べなくてよかったです!



ていうか。
そんなことより。
野良集団のメンバーの個性が強すぎて
話の内容よりもそっちに意識がいっちゃって
他はどうでもよかった。

カタカタしてる人がしゃべった!!
「け、剣ヶ峰に立つ、し、心境なんだな」
「へへほほほへひひほひははい(?)」

つか、あの人達が世間から弾きだされて
日常生活がままならないのって
ミニマム能力のせいじゃないような・・・。

違うよね。
多分、ミニマム関係ないよね。