「革命機ヴァルヴレイヴ」第二十一話の感想です。
※ネタバレします。
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☆第二十一話「嘘の代償」の感想です。
駄目だ!
期待し過ぎた!
昔の狂気ヴァルヴレイヴが帰ってきたと聞いて、
そしてネタバレを薄目であれこれ見て、
色々期待を高め過ぎてしまった!
予想していたよりも普通だった。
予想していたよりもまともだった。
あれを「普通」とか「まとも」とかいう言葉で
表現しちゃうのは、
最早、私も頭がパーンしてる気がするけども!!
そんな二十一話。
まず冒頭は、アルス他各国の要人とモジュール77の
会談に、ドルシアが映像で爆弾を落とした場面の続き
からでした。
全世界生中継でサキちゃん惨殺を見せつけたドルシア。
幾らサキの不死身化物生物発覚が衝撃的といえど、
あんないたいけな少女を剣で刺して
「どう?生き返ったでしょ?化物でしょ?ふふん??」
とか得意気にされたら、
ドルシアに対しても悪感情が噴出するのでは・・・
と思いましたが、
そんなことは普通になかった。
更に、モジュール77に拿捕されていた
ルーン吸収装置であるドルシア艦ファントム。
これをモジュール77のものだと断定し、
化物が人間を殺戮していると印象付けるドルシア。
ちょっと考えれば、
人間を機械に繋いで殺すことと、
ヴァルヴレイヴパイロットが不死身であることが
具体的にどう繋がるのか。
とか、
何故に生徒の親まで殺す必要が・・・。
娘、泣き叫んでるじゃん・・・。
とか、
そんな重大な秘密をモジュール77が抱えていたとして、
あんな非武装ジャーナリストがカメラ付きで
すんなり立ち入れるなんておかしいじゃないか。
とか、
色々と疑問が出そうなものだと思いますが・・・
まあ、そんなことも普通になかった。
で。
突然のモジュール77「害虫」認定。
突然のアルスドルシア和解。
突然の連合軍結成。
いやいやいや・・・。
そんなにあっさり瞬間的に和解とか、
連合軍とか、そんなバカな。
上層部同士が裏で色々結託してたからって、
下の方まで今までの遺恨を一瞬で流すなんて、
そんなことが出来るはずが・・・
意外と普通に出来ちゃった。
ネットでも賛同の声、続出。
ああ、意外と全世界がまとまるって簡単だったね。
で。
一瞬にして全世界が敵に回り、
攻撃を受けて、混乱に陥るモジュール77。
というかさ。
その直前にさ。
ファントムのことを突っ込まれた時、
ショーコが「え?どういうこと??知らないよ??」
という反応なのに、
どうしてそこでわざわざ
「違うんです!後で説明しようと思ってたんです!」
と、積極的に墓穴を掘りにいくのか、
主人公であるところのハルト君はさあ!
崖っぷちに追い詰められたヒロインを、
更に崖から突き落そうとする主人公ハルト!
お前は敵か!敵なのか!
まあ、ハルト君はこういうのが普通だけどさあ!
そして、虐殺されるモジュール77の学生たち。
あああ・・・悲惨。
逃げ惑う生徒たち。
混乱する生徒たち。
何もかもが崩壊していくパニック状態のなか、
学生たちからもヴァルヴレイヴパイロットに対し
不審の目が向けられます。
同じ学生であっても、
重大な秘密を知らされていなかった一般生徒。
ドルシアにあんな爆弾を落とされたら、
疑念を持ってしまうのは仕方ないことでしょう。
特に父親が死んだばかりのイオリは。
化物と罵り、疑い、拒絶する彼ら。
しかし、そんななかでも
ショーコだけはハルトを信じ続けます。
・・・と、思うでしょ?
それが違うんだな~。
・・・という、脚本の声が聞こえた気がしました。
ハルトの不死身を目の前で見たショーコ。
「ファントムのこと不死身化のことを黙っていたから」
というのはまだともかくも、
「過去の家出の事実を忘れたから」
「もう私の知ってるハルトはどこにもいないんだ」
「嘘つき」
というよくわからない思考の飛躍でハルトを拒絶し、
あろうことかアルスに引き渡すショーコさん。
そんでもって、思いっきり私情でもって
ハルトをアルスに売り渡したのに、
「私は総理大臣だから皆の命を守らなきゃいけない」
と正当ぶるショーコさん!
おおお・・・下衆い!!
下衆いですぞ、ショーコさん!!
ヒロインを窮地から死地に追いやろうとする主人公に、
主人公を私情でもって敵に引き渡すヒロイン!
おおお・・・なんと!
輝いてる!
輝いてるこのカップル!!
こういう部分を観ると、
「ああ、ヴァルヴレイヴって最高だよね~」
というときめきを感じますね。
ああ、心が震える。
そんなどうしようもない主人公とヒロインと、
あと仲間達の混乱と醜態のなか、
普通に輝きを見せた人が一人。
この間から妙に爽やか男らしさを発揮してた
犬塚先輩。
サキが不死身だと知れたあと、
当然、パイロットの一人である犬塚先輩も
仲間に拒まれました。
「触らないで!」
「おかしい」
「化物」
と、好き放題に言われる先輩。
けれど、それでも彼は
仲間の窮地に盾となって現れました。
「アイナが言ってくれたんだ。
俺たちには神様が憑いてるって!」
「同じ神様なら、信じる者しか救わない、
そんなドケチはごめんだ!」
「信じてもらえなくても、憎まれても、俺は・・・!」
あああ、先輩、かっこいい!
仕方ないとはいえ仲間を信じられない人ばかりの中で、
「信じられなくても自分は裏切らない」というこの姿勢!
先輩・・・あんた輝いてるよ!
そして、ハルトとショーコの関係をずっと見てきたから、
二人がこんな形で終わるのは納得できないからと
命をかけて二人を救いだす先輩。
先輩・・・!
なんて友情に厚いんだ・・・!
あと、ずっとアイナを想い続けていたのも素敵・・・!
なのに、なのにどうして、
そんないい人がこんなところで死んでしまうんだよー!!
これでまたヴァルヴレイヴ世界の狂気度が上がった!
そんな感じで。
ヴァルヴレイヴとしては意外と普通だったんですが、
ショーコさんの錯乱でちょっとわくわくして、
あと犬塚先輩のかっこよさと散り様に涙した。
そんな二十一話でした。
あ。
あと、一言だけ。
エルエルフさんwwwwwwwww