槙島さあああああん!
と、叫びたくなる今日この頃。
いや、前からだけど。
そんなことより、読んだので少しだけ感想。
・・・と思ったら、無駄にだらだら長くなったような。
あ。
そういえばギノさんお誕生日だ。
おめでとう、ギノさん!
※ネタバレします。
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この3巻では、
王陵璃華子の事件から船原ゆきの誘拐事件まで、
TV版でいうと・・・7話から11話まで・・・かな?
の内容が収録されていました。
今回もほとんどアニメ版と変わる所はなく、
本当に違和感を感じさせないコミカライズでした。
相変わらず凄いです。
ただ、細々と台詞が変わっている部分があったり、
狡噛による佐々山の追憶が追加されていたりで、
そんな小さな変化もまた楽しめました。
王陵璃華子事件のエピソードについて。
この辺りは狡噛さんのスーパー刑事っぷりに
ただただ痺れますね。
頭の回転が速く、勘の冴えも鋭く、
自制を効かせながらも動く時は大胆。
うーん・・・やっぱり格好いい。
そりゃ朱ちゃんも懐くってもんですよ。
・・・しかし、懐くのはいいんだけど、
鬼気迫る表情で、狂気の眼差しでもって、
これでもかこれでもかとスパーリングドローンを
殴りつける、ちょっと異様な雰囲気の狡噛さんを前にして、
朱(スゴイ筋肉・・・・・・)
という感想なのは如何なものか。
なんかこう・・・もっと他に気にするところあるでしょ。
なんか・・・こう・・・。
いや、ここが朱ちゃんが朱ちゃんたる所以なのかな。
流石、鉄のメンタルビューティー。
それはともかく。
そんな朱ちゃんも(筋肉の)虜にするスーパー狡噛さん。
いやあ、かっこいいですね。
本当にかっこいいですね。
でもね。
あのね。
この辺りを見てるとね、どうしても引っ掛かるの。
捜査から外されてしまった狡噛さんの発言。
「あんまりギノを困らせてもな」
「やり方はいくらでもある」
はい、狡噛さん!
前後の文章の矛盾点を簡潔に述べよ!
「捜査から外されたなら
俺たちが戻らざるを得ない状況を作り出せばいい」
はい!狡噛さん!
この発言と先程の発言の矛盾点を述べよ!
そして、璃華子のいる桜霜学園に堂々と乗り込む
狡噛さん(宿舎待機中)。
はい!狡噛さん!
もう・・・もうこれ以上、
ギノさんの繊細なメンタルに負荷をかけるのは
やめてえええええ!!
・・・というようなことがね、
毎回毎回、ここら辺りを見る度に思います。
ああ、宜野座さん、なんて不憫な・・・。
いや、狡噛さんもこの時、色々とメンタル切羽詰まってて
余裕がなかったのかもしれませんけどね。
しかし、宜野座さん、なんて不憫な・・・。
えーと。
あと、このエピソードでは、
とにかくとにかく璃華子様が美しくって見惚れました。
悪い顔も凛々しい顔も泣きそうな顔も素敵・・・。
そして、言う間でもなく、
槙島先生はいつ見ても素敵です!
とても素敵です!
「槙島聖護は雅号」なんですか!
そうですか!
船原ゆき誘拐事件について。
宜野座さん・・・。
ああもう何も言うまいと思いつつ、
やっぱり不憫でなりません。
先輩監視官なのに、部下である執行官達の前で
新人に怒鳴られちゃう宜野座さん。
新人の監督不行き届きを陰湿に責めていたら、
皆の前で襟首ひっ掴まえられて怒られちゃう
宜野座さん。
ああ・・・。
別に彼だってちょっと態度が陰険なだけで
悪くはないのに。ないのに。
いつも辛い立場で可哀想です。
それはともかく。
誘拐されたゆきと、それを助け出そうとしつつ、
実はターゲットは自分だった狡噛さんの奮闘ですが。
やっぱりかっこいいよね、狡噛さん。
アニメで観てた時は
「今、命の危機にあった挙句、眼前で人が死んだのに
私も潜在犯になりたいわあとか、ゆきちゃんの
サイコパスはもう危ない。やばい、この子」
と思いましたが、
コミックスでじっくり読み返したら、
あんなに格好良く守られたら惚れてしまうのも
仕方ないと思いました。
ああ、あれはしょうがない。
しかし。
しかしだ。
唐突に「服を脱げ」と言いだす場面は
どうしてもいつも笑ってしまう。抑えられない。
服を脱げ。
下着の上下を揃えないのか?
よし下着も寄越せ。
完全に変態(笑)
そして、あのやり取りを槙島さんは上から
じっと見守ってたんでしょうか。
槙島(下着のヒントに気付いたか。
やはり君は僕が期待した通りのド変態だった)
みたいな。
いや、お前もだよ、みたいな(笑)
そもそもお前がだよ、みたいな。
あれはさー。
ブラのワイヤー部分に細工しようと思いつく方も方だし、
それを気付く方も気付く方ですよね。
このド変態達が!
まあ、そんな風に言ってみたりもしましたが、
やはり槙島さんは素敵です。
いや、この辺りはおっかないんですけど。
人でなしですけど。鬼畜ですけど。
あ、それはいつもか。
でも、自分達が瀕死の状態に追い込んだのに
「君と語り明かしたいのは山々だが・・・
今は具合が悪そうだね・・・」
と、いけしゃあしゃあと言う槙島さん、好きです。
ああ、槙島さん、素敵だ・・・。
「自らの意志で人殺しになれる者だけさ」の
笑顔とか堪らない。
研ぎ澄まされたカミソリの輝きも
槙島さんの笑顔の輝きには敵わないよ。
ああ、素敵だ。
「さぁ 殺す気で狙え」
のところとか、狂気が恐ろしいんだけど、
光が差してて何故か神々しくて、
ああこのコマは、
好きなだけ手を合わせて拝み倒せ!
という、そういうことかなと、ちょっと本気で迷った。
お、拝んでいいかな?
それにしても素敵だ・・・・・・。
そんな感じで。
3巻も色々と楽しかったです。
槙島さん、素敵だ。