「キルラキル」第一話~第五話の感想です。
あ、あと六話も少しだけ。
これで秋アニメの初回辺りの感想は終わりにします。
まだいくつか観ている作品や、
観たいと思っている作品はありますが、
もう力尽きたのでこれでやめます。
えーと・・・。
ここで一旦、現在視聴中の作品や、感想の予定等を
メモ的にまとめたいと思っていますが、
今日は疲れたのでまたにしよう。そうしよう。
※ネタバレします。
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☆第一話「あざみのごとく棘あれば」の感想です。
お・・・
おお・・・・・・
ハイテンション・・・。
この物凄いノリ。
物凄い勢い。
圧倒されました。
なんだろう。
今、強暴な嵐が通り過ぎて行ったよ・・・。
えーと。
場所は「本能寺学園」。
そこは生徒会長である鬼龍院皐月が
全てを支配し、君臨する学園だった。
「極制服」という名の着る物に特別な能力を
与える制服。
それを取り巻きに配布し、
絶対的権力を誇示する皐月。
そんな学園にある日、一人の転校生がやってくる。
転校生・纏流子は父の仇を追い、
仇の残した片太刀バサミを振り上げ、
皐月を問いただすのだった。
そんな一話・・・だったかな・・・?
なんだか勢いにのまれてあまりよく覚えていない・・・。
とにかくハイテンションでした。
とにかくとにかくハイテンションでした。
猛烈な勢いでした。
そして、ノリが一昔前・・・いや、二昔・・・もっと前?
素晴らしく古臭くて、古臭すぎて、突き抜けてました。
すごいね、あれ。
頭にバナナの皮だよ?
授業中に早弁だよ?
そば屋の出前のバイクだよ?
逃げてるのに出前のものだけ戻っておいてくんだよ?
すごい!完全にやり過ぎ!
しかし、これを思いっきりやろうとした心意気は
本当に素晴らしいと思います。
だって今、2013年なんだよ!
そんな感じで。
台風のような勢いと古臭すぎて清々しいノリに
気圧されて、なんだかもうわけがわかりません。
なんかわからんけどすごいなあこれ。
☆第二話「気絶するほど悩ましい」の感想です。
二つ星極制服を着用したボクシング部部長を
倒したものの、自らも気絶寸前の流子。
何とかその場は逃げだしたが、
途中で気を失ってしまう。
そして再び意識を取り戻した時、
流子は自分の上でハアハアするおっさんを見て・・・
変態を殴り飛ばす!
あれ?親友であり前回人質にとられたところを
助け出したマコのお父さん!?
すみませんでした!
しかも闇医者で手当てもしてくれたけれど、
普段は生かした数より殺した数の方が多いが、
大丈夫大丈夫、死者からはクレームこないから!
それはすみませんでした!
夕食も頂きます!
何だかよく分からないけど毒ではなく食べられるもの
だけを入れたコロッケと味噌汁だよ!
早く食べないとガッツに食べられるよ!
ほらがっつくから命名ガッツが食べてるから
窓から放りだすけど戻ってくるよ!
さあ早く食べて食べて!
・・・もう、この五分だけで、私は、
お腹がいっぱいで食べられません状態でしたよ・・・。
すごいな、これ。
なんかこう・・・すごいな、これ。
もう疲れ切って言葉も出ません。
今回も魂の気力を吸い取られる、
勢いにのりにのりにのりにのった展開でした。
すごいな、これ。
なんかもう・・・感想とかそういう次元じゃないな。
すごいな、これ。
そんな感じで。
今回のメインはテニス対決にあると思うのですが、
もう疲れ切って感想書けません。
あー。
あのテニス部とテニプリの方達を勝負させたら、
結構、いい勝負するんじゃないかと思いました。
コートが・・・いや・・・地球がもてばの話ですが。
☆第三話「純潔」の感想です。
テニス部部長を叩きのめしたら。
その約束通りに、美木杉から
「神衣」についての情報を得ようとする流子。
しかし、基本的な情報は得られても、
それ以上のことは彼も知らなかった。
一方その頃、鬼龍院皐月は鬼龍院邸で
厳重に保管してある「神衣・純潔」の封を破り・・・。
美木杉先生が気持ち悪いです。
・・・というのは、どうでもよくて。
美木杉先生が言ったことをまとめると。
「生命繊維」という命を持った戦う繊維がある。
その繊維は人間の特殊能力を引き出す。
それを織り込んだ服が「極制服」。
「一つ星極制服」、「二つ星極制服」と、
等級が上がるごとに生命繊維の割合が上がる。
この世には生命繊維だけで織られた服もある。
それが「神衣」。
流子の着ている「鮮血」もその一つ。
鬼龍院一族は生命繊維の力を独占しようとしている。
そのために一族の方針をよしとしない流子の父を
殺した・・・かもしれない。
そして。
神衣を着ると破廉恥な格好になるのは
流子の父の趣味。
ほう。
あー美木杉先生気持ち悪い。
・・・というのはどうでもよくて。
ほう。
ちょっと見えてきたような、
そんなことはこのハイテンションの前には
どうでもいいことのような。
うーん。
命を持った戦う繊維ですか。
その繊維は一体どこから生まれてるんでしょう。
その謎が明かされるか明かされないかは
わかりませんが、あまり良い予感はしない。
で。
その繊維が危険だというのは、
先生の話と学園で行われていた実験で
よく分かりました。
そんなに危険なものなのに割合100%の
「神衣」を着てしまう皐月の覚悟の強さも。
というか。
皐月の信念の源って何なんでしょう。
彼女の意志の強さはひしひしと伝わってきますが、
一体何を求めてそうなっているのかがまだ分からず、
興味を引かれます。
また、神衣を娘に残した流子の父の思惑も気になります。
あと・・・他にも色々と気になるところはあると思います
・・・が、
とりあえず
「露出狂を誇らしげに語る奴をぶっ倒すには
こちらも露出を誇ればいいのだ」
という今回のバトルの結論に笑ったら
どうでもよくなりました。
ああ。
なんか細かいことはどうでもいいな。
ハイテンションと熱いバトルがあれば。
☆第四話「とても不幸な朝が来た」の感想です。
ああ。
うん。
もう細かいことは、
細かくないことも、
大きなことも、
重要なことも、
生死に関わることも、
もうどうでもいいな!
楽しかった!!
☆第五話「銃爪(ヒキガネ)」の感想です。
今日も今日とてマコを救出するために流子は戦い、
様々な部は流子にぶちのめされ、本能字学園は
平穏な日々を繰り返していた。
そんなある日、学園へ異分子の男が紛れ込む。
本能字学園にやってきた男・黄長瀬紬。
彼は生命繊維を織り込んだ服を憎み、
その服を着るものに容赦ない戦いを仕掛けた。
非情にも見える苛烈な攻撃。
そこには彼の悲しい過去の記憶が影を落としていた。
かつて「服は友達」と信じた恋人を、
服によって失った黄長瀬。
もうそんな悲劇を繰り返さぬため、
彼は流子に告げる。
「服を脱げ」
変態・・・!!
・・・みたいな話でしたよ、今回は。
もう流子も何度も何度も突っ込んでましたけどね。
私もやっぱりそう思いました。
この真面目な変態さんめ!
・・・しかし。
何というか。
作風が作風で、
段々それに慣れてきたうえに、
ハイテンションで突っ走れればどうでもいい!
色々なことがどうでもいいわ~!となった今となっては、
突っ込む気力も吸い取られ尽くしてしまった・・・。
もう何も言いたいことが思いつかない・・・。
あー・・・。
えー・・・と。
あ、そうだ。
黄長瀬さんと美木杉先生は同じ組織に属して
いるようですね。
その名も「ヌーディストビーチ」。
どんな名前だ。
この世界は、
皐月様率いる制服に支配される世界か、
服を脱ぎ捨てて自由に全裸で生きる世界か、
この二つしか選択肢がないのだろうか。
・・・究極の選択。
嫌だなあ。
そんな感じで。
自分の組織から装備没収で放り出されることに
なったとしても、「ヌーディスト」として戦い続けると
宣言する黄長瀬さんは、やっぱり変態だと思いました。
しかし、毎回毎回思っていますが、
なんかもう感想とかそういう作品じゃないと思います。
とにかくこの勢いとハイテンションに巻き込まれれば
それでいいのだと、ただただそう思います。
書かないつもりだったけど、
観たので六話感想を少しだけ。
六話は四天王の一人・猿投山渦との戦いでした。
意外と男気溢れる芯ある男だった猿投山。
彼の覚悟はよくよく伝わってきました。
・・・が、心眼に慣れるの早っ!!
「目が見えなくなって俺は強くなった」的展開は
よくあるけれど、それにしてもはやっ!
一体何日間で心の眼をマスターしちゃったの・・・。
・・・とかいうツッコミも最早する気になりません。
この作品はそういうものなので。
とにかく。
猿投山に負けてしまった流子が
「四天王は伊達じゃない」といいつつ
「でも逃げられない。父の死の真相を知らなければ」
と言った辺りで驚きました。
そうだったね!
父の死の真相を知るのが目的だったね!
完全に忘れてた!
・・・驚いたことに驚きました。
六話以降は目的を忘れないように
気を付けて見ていきたいです。