「戦姫絶唱シンフォギアG」

第一話~第三話+四~五話少しの感想です。



※ネタバレします。



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☆第一話「ガングニールの少女」の感想です。


認定特異災害ノイズ。

人を襲う謎の生物(?)であるノイズに対し、

唯一抵抗出来る力を持つのが

シンフォギアシステムを纏った少女達。

その装者である響とクリスは、

「ソロモンの杖」を守り、ノイズの群れと戦っていた。




えー・・・。

えーー・・・・・・。

えーーー・・・・・・・・・?


第一期はちゃんと観たはずなのですが・・・

お、思いだせない。


どういう物語でしたっけ?


確か・・・。

「ノイズ」という生物だか現象だかいう何かが

人類の敵で・・・

それに対抗できるのはシンフォギア装者の

少女達だけで・・・

「聖遺物」を歌の波動によって「シンフォギア」として

装着して戦って・・・

急に歌うよー的な・・・

それで・・・

うーん・・・・・・。


駄目だ。

思いだせない。


一期の最後の

フィーネさんの月一本釣り!

しか思い出せない。


まあ、多分、観ていけば追々思い出す・・・

かもしれないと思います。


とりあえず、この二期第一話では、

クリスちゃんが相変わらず可愛い!

と思ったら、

マリア・カデンツァヴナ・イヴちゃん可愛い!!

となりました。

見下されたい感じが堪りません。





☆第二話「胸に力と偽りと」の感想です。


「ソロモンの杖」が奪われ、

翼のライブ会場にはノイズが出現。

更に、米国の研究機関からも

研究対象の聖遺物が盗まれた。

相次ぐ何者かの関与を窺がわせる襲撃。

そして、

マリアを始めとする新たなシンフォギア装者と

翼、響、クリスは対峙する。



マリア、調、切歌という新たなシンフォギア装者。

その三人の装者を束ねる(?)謎の女性。

彼らが属する「フィーネ」という組織。


その「フィーネ」が、今回の事件全てに

関与しているかどうかは定かではありませんが、
彼らが響たちと敵対するものであるのは確かなようです。


全世界に生中継されたライブ会場で、

執拗に翼を挑発し、正体を晒してやろうとするマリア。

戦う理由などないと言う響に

「偽善者」と憎しみを叩きつける調。


組織的な動機や目的とはまた別に、

個人的な動機も彼らの中にはありそうです。


そんな彼らと響たちがどう戦うか。

どうやって歌を、心をぶつけ合い、

分かり合っていけるか。

それが見所・・・


の、前に。


「とりあえずお前らの国の領土を分けなさい」と

唐突に無茶ぶり甚だしい要求をしてくる敵。


岩国基地で重要聖遺物が盗まれ、

ライブ会場ではノイズが人によって操られる様子が

全世界に生中継され、

国がひた隠しにしてきた世界に対するカードである

シンフォギア装者の正体が暴かれようとしている、

そんな緊迫した切羽詰まった状況のなか、

呑気に蕎麦を啜る防衛相のお偉い様。

そして食べ続ける、

まだ食べ続ける。

何故、今、食べようと思った?

いい加減、箸を置け。

と思ったら、蕎麦つゆまで準備済み。

完食する気、満々。


折角ライブ会場の客を人質にし、

圧倒的優位を築いたのに、

「客は解放するから」と言いだすマリア。


そして。

マリアの指示があるまで、

ずっと最前列から客を見守るノイズ。

人質解放の指示を受け、客の避難誘導をするノイズ。

優しく見守るノイズ。

出口はこちらですよ。

あ、押さないでね。順番にね。ゆっくりね。

避難完了後、おもむろに翼に向き直り、

ひたすらやられる仕事を貫徹するノイズ。


ああ、このシリアスかギャグか分からないノリ。

そして優しさ溢れる認定特異災害ノイズさん。


シンフォギアを観てるなあ~という気分がして、

とても心安らぎます。


ノイズさんは相変わらず可愛い。

ああ、癒される・・・。





☆第三話

 「終焉を望む者、終焉に臨む者」

 の感想です。


完全聖遺物「ネフィリム」。
ノイズを操る「ソロモンの杖」。
その双方を手中に収める組織「フィーネ」。

彼らの宣戦布告は全世界に衝撃を与え・・・たかは

分からないが、その派手な開戦宣言から一週間。

フィーネは不気味な沈黙・・・と書くと聞こえはいいが、

実際は意図不明の視聴者の困惑を誘う沈黙を

続けていた。



手持ちの強力な武器。


シンフォギア装者のマリアたち。

ノイズを操る力。


などを、全世界の目の前に叩きつけ、

派手な宣戦布告をした組織「フィーネ」。


「とりあえず国土をよこしなさい!」


その無茶苦茶な要求から一週間。

フィーネ、完全に沈黙。

戦闘も起こさず、各国と交渉もせず、

とにかく潜伏のみ。


・・・何がしたいんだ、彼らは。


一方。

強力な敵が現れ、不完全なコンビネーションを

なんとか成功させてようやく勝利した響たち。


その辛勝から一週間。

響、授業中に個人的な悩みにふけり、怒られる。

翼、クリス、仲良く文化祭の準備。


・・・何がしたいんだ、この子らは。


敵も味方もどこかズレているようなこの感覚。

ああ、シンフォギアだなあ。

落ち着くなあ。


などと思いつつ、

しかし後半はちゃんと戦闘していましたね。


死んだかと見せかけたけれど実は生きていたことは

視聴者は全員が知っていただろうウェル博士。


彼もまたフィーネの一員で、

しかし、ただの構成員ではなく、

腹の中で何か個人的野望を抱いているように見え、

というか、こいつ普通にラスボスじゃね?違うの?

というような彼は、一人でお留守番を買って出て、

好き勝手してました。


アジトに潜入してきた響たちを迎え撃ち、

好き勝手に行動するウェル博士。


あんなにあっさりネフィリムの存在を明かしたり、

ソロモンの杖の所有を見せびらかして、

いいんでしょうか?

あんなにあっさり敵に手札を晒しちゃって

本当にいいものなんでしょうか?

それでもってニヤニヤしていて、

ニヤニヤしながら有利なはずが拘束されていて、

もう意味が分からない!


・・・けれど、別にいいんだと思います。

シンフォギアだし!

あと、杉田さんのあの悪役具合、いい!



そんな感じで。

敵も味方も意味不明だけれど、

なんとなく楽しめるし、可愛いキャラが沢山で幸せ。

そんな三話でした。


クリスちゃんの「ばーん☆」と、

マリアの最後の登場と立ち姿が素晴らしかったです。


あと、緒川さんは一体何者なんですか!?

何事!?




ここからは殴り書きで短く適当に。


☆第四話の感想です。


戦いの動きが凄い。

マリアちゃん、可愛い。

アメリカの某研究機関の一部研究員たちによって

構成されているのが「フィーネ」という組織・・・。

そういえば前のフィーネが英語でコンタクトとってる

場面があったようななかったような・・・・・・


なんて、そんな諸々は途中からどうでもよくなりました。

感想なんてひとつだけです。


クリスちゃん、かわいいいいいいいい!!



☆第五話の感想です。


何故か。


敵が学園祭に乗り込んできて舞台に立ってる。

しかも、ノリノリで歌ってる。


何故か。


世界全てを敵に回す宣言を、あれだけ堂々としたにも

関わらず、未だに人殺しの決心がついてない

マリアさん。

アジトを失って、ネフィリムも暴走間近、

味方の装者二人も留守で、戦力が自分しかいない

大ピンチなのに、まだ決心がつかないマリアさん。


何故か。


世界相手に戦争すると言い放った組織の人間を、

「今度決闘するから、今は許して」と言われたら、

素直に見送る響たち。


何故だ、何故なの。


と、思う前に「シンフォギアだからいいよね」と

普通に納得する自分がいます。

素晴らしい適応。


そんなことより、

最後の響の腕がああああああ!


あと、今回も、

本国の追手を殺すためだけに使われ、

更に響たちをおびき寄せるためだけに使われ、

そのうえ響たちにやられるためだけに使われた、

便利道具扱いのけなげなノイズさんたちに泣けました。

切ない・・・。