「銀河機攻隊 マジェスティックプリンス」

第一話~第三話の感想です。



※ネタバレします。



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☆第一話「出撃」の感想です。


えーと・・・。


まだ一話なのでよく分かりませんが・・・


人類は宇宙で正体の知れない「何か」と戦っている。

その戦いの中で、とある基地が危機に陥った。

上層部は基地の放棄を決定し、

撤退の時間を稼ぐため、

「チームラビッツ」に戦闘参加を要請。

「チームラビッツ」は、個々の戦闘能力は高いが、

チームプレイが全く駄目の残念集団だった。

どうしよう。

すごい不安。


・・・という展開・・・だった・・・んですかね?


ちょっと自信がないんですが。


それで、とても不安なまま、とりあえず出撃したら、

あれ?

撤退時間を稼ぐどころか、

放棄予定だった基地を守っちゃった?


・・・という結果・・・だった・・・んですかね?


最後の方、何が何だか分からなかったので、

だいぶ自信はないんですが。


というか。

今の今まで劣勢に劣勢を極め、

もう限界だと放棄を決めた基地で、

他の人員は全て撤退後、

敵の主力部隊が迫って来たのに、


「ヒーローになるには無茶しなきゃだめだ!」


という一言だけで全てが解決されちゃった

気がしたんですが・・・え?あれ?


え、えーと・・・。


とにかく終わりよければ全てよし!

チームラビッツ、すごい!


そんな一話でした。


・・・多分、そのうち色々見えてくるでしょう。

恐らく。きっと。





☆第二話「ヒーロー誕生」の感想です。


放棄予定のウンディーナ基地を守った英雄。

チームラビッツは一躍時代の寵児となった。

マスコミ取材に追われ、

機体にはスポンサー広告がつき、

ネット上で歓声をあげられるチームラビッツ。

その次の任務は破壊された通信衛星の再設置。

簡単な任務、のはずだった。



ウンディーナ基地を守ったことで、

一挙に時の人となったイズル達。


取材。

ネット上の評判。

機体の広告。


兵士というよりは広告媒体のように扱われる彼ら。

「ロゴを目立たせて!」・・・とか。


うーん・・・。

この感じ、既視感があるわ。

本来の職務よりも広告塔みたいな・・・。

折紙先輩の出番な気がする(笑)


しかし、性格に少々問題のあるイズル達。

取材も何もいまいちの結果。

けれど今回の任務は簡単なもの。

ちゃちゃっと・・・


と思ったら、


唐突に敵が接近。

しかも、こちらを翻弄するだけして去っていく。

何しに来たんだ、あの人・・・。

「どうだい?おニューの機体だよ☆すごいだろ☆」

みたいな感じ・・・?

何しに来たんだろう。

弾だって無料じゃないだろうに・・・。

無駄な燃料使うんじゃないわよ。

貧乏性でごめん。


そして、この唐突の衝突で、

完全に及び腰で手も足も出なかった姿を

全世界に晒してしまったマジェスティックプリンス達。

人々は持ち上げるのも早いけど、突き落すのも早い。

ネット上に飛び交う嘲笑の言葉。

わーお・・・。


二話にして早くも転落の兆しをみせたチームラビッツ。

不安にわくわくが止まらな・・・じゃない、心配です。


というか。

世間の評判よりも、

「イズル達は戦闘用に作られた人間」

とか、

「DNAを組み込んであるため、

搭乗者の生存本能と逃走本能の高ぶりを

読み取って勝手に動く機体」

とか、

ちょこちょこ説明される事実が、

何か不穏な気配を醸し出している気がします。


そんな不安定な機体に突然乗せて、

はい、初陣行ってこーい!って・・・

殺す気だったとしか思えませんが・・・。

一体、上は何を考えてるんでしょう・・・。





☆第三話「奇襲」の感想です。


一躍ヒーローとして祭り上げられたかと思えば、

今度は一転、ヘタレ集団として叩かれる存在となった

チームラビッツ。

その精神的負担を考え、

次の作戦前に短いバカンスを与えられた五人。

だが、休暇中もいまいち息が合わない。

そして、そのまま新たな任務が開始された。



少しずつ少しずつ五人の情報が出されてきました。


戦闘用に作られた人間であること。


これは前回も出ましたが、それに加え、


養成所前の記憶は消されていること。

それぞれ突出した能力を持っていること。

五人の生存本能が高かったため、

一話の作戦に選ばれたこと。


などなどが、今回明らかになりました。


うーん・・・。

知れば知るほど、いや~な感じを受けます。

戦闘用に作られて、記憶も消されてるって・・・。

なんか・・・すごいね。

私としては、正体不明の「ウルガル」とかいう敵よりも、

イズル達を作った人達の方が興味あります。

なかなかの下衆野郎だよ。

興味あるわ~。


おまけにジュリアシステム。

あれも結構いや~な感じのシステムですよね。

搭乗者の本能を読み取って動くって。

攻撃本能が高まれば物凄い力を発揮するけど、

防御本能が高まればすくんでしまって動かない。

危機にあっても恐怖を感じれば動けない。

戦うためには恐怖や防御を忘れないといけない。

・・・ヤクでもやった方がいいんじゃないかな?

みたいな、そんな感じがします。


いや、本当はそういう歪んだ意図のシステムでは

ないかもしれないけど。

勇気爆発すればヒーローになれるシステムかも

しれないけど。


でも、なんかなー。

ちょっと怖い気がします。

そして、そんなシステムに戦闘用人間を育成して

乗せようと思った人たちがいると思うと・・・。

これは・・・なかなかの屑野郎だよ。

興味あるわ~。



そんな感じで。

イズル達の上の人間に興味深々になる三話でした。

三話の内容自体はそういう話じゃなかったけど。


ていうか。

三話まで観たけど、

いまいちイズル達五人に愛着が抱けない・・・。

それなりに好意はあるし、嫌いじゃないけど、

なんだかまだ愛着までに到達しない。

何でだろう。

残念な人って大好きなのに。

・・・うーん。

いや、まだこれからだしね!