「絶園のテンペスト」
第一話~第五話の感想です。
※ネタバレします。
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☆第一話「魔法使いは、樽の中」の感想です。
えーと・・・?
魔法使いの一族が世界をひっくり返そうとしてて、
それを止めようとした(?)最強の魔法使い・鎖部葉風が
絶海の孤島に置き去りにされて、
葉風が瓶詰の手紙で誰かに連絡を取れるのを待ったら
不破真広が引っ掛かって、
真広が妹を殺した犯人を捕まえるのと引き換えに協力を
了承したので、
真広は外れた世界の関節を元通りにする役目するするー!
・・・みたいな?
いまいちまだ掴み切れていませんが、
とにかく真広が世界を救う話でいいんですね!?
多分。
そんで・・・
主人公っぽい滝川吉野君は何をするの?
真広を見守る役目?
見守って・・・エールを送る役目??
がんばれーがんばれーまーひーろーみたいな。
・・・。
まだまだよく分かりませんが、
とにかく世界の危機らしいので
真広君には頑張ってもらいたいです。
ていうか。
私、話はどうであれ・・・ってこともないけど、
一話ではまだよく話には乗りきれないんで
それはおいておいても、
とにかくボンズの肉弾戦・・・でもないか銃持ってたから、
なんというか肉体を使ってするアクション描写を
観ているだけで幸せになれます。
あー幸せ。
真広君、世界の危機はどうでもいいから
もっとアクションがんばれー。
そういえば。
どうでもいいことかもしれませんが、
吉野君は愛花と付き合ってたんですよね?
愛花は彼女だったんですよね?
なのに、
どうして愛花はわざと仲の悪い振りしてたんですかね?
愛花「そして私も嘘をつく」
いや、そこで嘘をつく必要性が分かりませんよ、愛花さん!
☆第二話
「彼女はとてもきれいだった、と少年は言った」
の感想です。
世界をひっくり返そうとしている鎖部一族。
それを阻止しようとしているが、
孤島に流されて手も足も出ない鎖部葉風。
一年前、妹を何者かに殺された不破真広。
その犯人は今でも見つかっていないが、
彼は何としても復讐することを決意している。
一人では目的を達成出来ない葉風と真広。
その二人が手を組み、
世界救出と犯人暴露に乗り出した。
ここまでは一話でも分かりました。
で。
第二話でもその話が続いたんですが、
それほど進展は見られませんでした。
一話と違うのは、
真広の妹を殺した犯人の手掛かりが見つかったらしい
ことと、
真広が左門の部下と接触して戦闘に入ったこと、
吉野が真広についていくと決めたらしいこと、
吉野と山本が何かしらの取引をしたこと、
・・・くらいですかね。
でも、犯人の手掛かりについてもこちらには
まだ明かされていないし、
戦闘も開始されたばかり、
吉野と山本の取引内容も分からないので、
特にこれといった感想はありません・・・。
うーん・・・。
そうだなあ・・・。
どうして今になっても吉野が真広に「彼女」のことを
隠しているのかがさっぱり分かりません。
何でひたすら黙ってるんだろう。
山本さんにはすぐバラしたのに・・・。
狂気のシスコンお兄様だから何されるか分からないから
かなあ・・・。
黙ってる方が却って後で怖いような気がするけど・・・。
二話の感想はそのくらいです。
あ、そうだ。
左門に対抗するなら魔法ド素人の真広が戦うよりも、
葉風を迎えに行く方法を考えた方がいいような気が
ずっとしています。
何で迎えに行かないの・・・。
取引出来ないからかしら。
でも・・・あんな孤島にずっと一人って乙女には辛そう
・・・でもないか。エンジョイしてるか。
☆第三話「できないことは、魔法にもある」の感想です。
鎖部左門の部下・鎖部夏村と戦闘に入った真広。
しかし、相手は本物の魔法使い。
すぐに真広は劣勢になる。
「はじまりの樹」とやらは、
魔法を使う時に供物を要求するらしいです。
それは「文明の産物」。
人間が作った道具、機械、構造物なんかが
供物として捧げられる・・・。
何か・・・違和感。
吉野も同様に違和感を持ってましたが、
文明の産物が供物ってやっぱなんかおかしい
気がします。
なんだろう・・・別に、
樹なら大人しく水と光で光合成しとけ!
とは思わないけど、それにしても機械とは・・・。
うーん・・・。
悪食なのが許せないのかなあ・・・。
自動車とか美味しくないでしょ!
栄養偏るわ!
みたいな・・・??
よく分かりません。
えーと。
あと、鎖部の魔法は
「この世の理を守り、直し、癒し、治めるための力」
と葉風は言っていましたが、
現段階で世界を破壊しまくり・・・。
それも違和感です。
とにかくもう少し状況や話が見えてこないことには
よく分かりません。
そして、そんな諸々より、
キャー!真広さんの戦闘、素敵ー!!
もっともっとアクションプリーズ!!
と、ただただ思っていた三話でした。
☆第四話「罰あたり、ふたり」の感想です。
真広と吉野の思い出話。
親友・・・にしては微妙に距離がある。
友達・・・にしては息が合いすぎている。
何なんだろう、この二人の関係は。
と思っていたら、
今回、真広と吉野の過去が語られ、
この二人の奇妙な距離感に納得がいきました。
小学生の頃。
坊ちゃんだった真広は周囲から浮いていた。
そして、バイクに引かれた。
入院した。
誰も見舞いに行きたがらなかった。
日直だった吉野に白羽の矢が立った。
吉野は嫌々ながら見舞いに行った。
真広に「犯人について調べろ」と言われた。
嫌々ながら調べた。
真犯人まで辿り着いた。
真広係になった。
それから遠くへきたもんだ。
みたいな。
ああ、なるほど~。
そういう正に「腐れ縁」のような関係だったんですね。
昔からよく知っているから息も合う。
けれど元々性格が合ってくっついていたわけでもない
から、今でも微妙に距離がある。
そんな感じで。
ふーん。
でも、やっぱりどことなく性格もぴったりなんだろう。
と、今回の話を終わりまで観て思いました。
どちらも斜に構えているというか捻くれているけれど、
中身は熱そう。
そんな所も合うのかもしれません。
あと・・・
小学生にして他人の殺気を感じ取れる真広と、
小学生にして探偵顔負けの推理をする吉野。
お前たち、スーパー小学生ですね。
そして可愛い気がないですね。
「もしもし?父さん?真犯人、分かっちゃった~♪
大人達が考えもしなかった犯人、分かっちゃった~♪
え~?今まで単なる引ったくりとか考えてたの~?
ありえな~い」
可愛くない・・・。
別にそんなこと言ってなかったけど可愛くない。
展開的には合ってると思う可愛くない。
そんな所も合ったのかもしれません。
・・・ていうか、
「真広係」って何ですか。
兎の世話係とか花壇の世話係とかそういう類ですか。
完全に先生に人間扱いされてない真広君・・・。
ちょっと可哀想でした。
えーと・・・。
何だろう。
毎回楽しんで観てはいますが、
特に感想が思いつきません。
あ、そうだ。
セロリは好き嫌いしてもいいと思います。
あんなの人間の食べ物じゃないやい!!
☆第五話「全てのことには、わけがある」の感想です。
「絶園の果実」が飛ぶ方向から左門の場所を絞り、
同時に葉風があちらこちらに隠した魔具を回収し、
鎖部一族との対決準備を整えていく真広と吉野。
一方、鎖部一族の方も二人を捕らえようと動いていた。
水族館で鎖部一族の哲馬らと戦闘状態になった
真広達。
しかし、機転をきかせ、水族館であることを利用して
一族を撤退させます。
・・・ふうむ。
・・・ていうかさ。
哲馬もそうだし夏村さんもそうなんだけどさ、
戦闘も魔術もド素人の高校生二人に
出し抜かれて悲しくない!?
鎖部の人達は生まれた時から魔術に親しんで、
訓練も勉強も欠かさなかっただろうけれど、
真広達なんてついこの間魔法を知ったばかりの
ひよこもひよこですよ!?
ていうか、まだ卵に近いと思うよ!?
そんな二人に逃げられ続けの鎖部一族・・・。
別に姫様が戻ってこなくても何とかなるんじゃ!?
・・・とか、少し思いますが、
絶園の樹が復活したらそうも言っていられないのでしょう。
ということで、
絶園の樹のとんでもない力に対抗するために、
特別な魔具をある人のところへ回収しに行く二人。
葉風が唯一信頼しているという潤一郎の元へ
辿り着いた二人。
きっちり魔具も回収し、さ・・・と思ったところで
仏壇を発見。
誰の遺影・・・葉風じゃん!
仏壇で葉風の遺影がイエイ!
てなことにはなってなかったけど、
これってどういうこと!?
潤一郎「僕は彼女の遺体を確認したんだ
彼女は孤島で・・・樽と共に死んでいる」
はあ!?
おまけに左門は何か「切り札」を持っている様子。
何だろう。
色々分からなくなって面白くなってきましたよ。
死んでいると言われた葉風。
左門の切り札。
鎖部一族に殺されたと思われる愛花。
愛花の「全てのことにはわけがある」という言葉。
これがどうやって繋がっていくのかわくわくします。
あと、
いつ吉野の「彼女」のことが真広にバレて
半殺しの目に遭うのか。
それも常にわくわくしています。
へへ・・・。