「ヨルムンガンド PERFECT ORDER」

第十三話~第十五話の感想、

あと第十六話の感想も少しです。



※ネタバレします。



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☆第十三話「天を仰ぐ蛇」の感想です。


ヨルムンガンド第二期開始。

と言っても、完全に一期の続きです。

一期の最終回からそのまま続いての二期です。

当然、一期を観ていて覚えていないと始まりません。


でだ。


覚えてないんだな、これが!


・・・。

・・・・・・いや。

おぼろげには覚えてますよ。

色々あったなーなんて。

あーと。

そうねえ。

ヨナが可愛かったとかヨナが可愛いとかヨナが(以下略)。


すみません。

覚えてません。

今、一生懸命wikiを見てました。

でも、それでも微妙に思い出せない。

だって・・・武器とか世界情勢とか軍とか難しいこと

言われると、脳が無意識に拒否反応を起こして・・・。


えーと・・・。

二期開始早々、既に不安な気持ちでいっぱいですが、

とりあえずこの十三話ではエロイお姉さんが出てきた

ことだけ理解しました。

わーお♡

わーお♡

お姉さん、素敵よー♡

とかなんとか、とりあえずドキドキしておきました。


が、なんかこのエロ魔女さん、ココと因縁があるらしく、

ココの元へ個人的に殺し屋を送ったりしていた様子。

そして、今回「ココを殺すわ」と決意を固めた・・・

まではいいんですが、「殺すだけじゃつまらない」と

ココの大事な物を壊そうと思いついたようで。

ココの大事な物・・・。

ココの大事な・・・


ヨナか!


一大事だ!!


私の視聴継続動機の大半を占めるヨナの命が

危険に晒されそうです。

これは観続けないといけません。


話はさっぱり理解出来る気がしないけど!



・・・そんな感じで。

とにかく表面だけでもうっっっすら追いかけられることを

期待して、二期も観ていければと思います・・・。





☆第十四話

 「Dance with Undershaft Phase.1」

 の感想です。


よく理解は出来ていないのですが、

二期に入ってから少し話の方向が変わった気がします。


武器を売買する話、取引や駆け引きが中心の話ではなく、

ココ本人や周囲の人間の過去や因縁の話が

クローズアップされてきた。

そんな気がします。

そして、何だか楽しくなってきた・・・ような気もしなくは

ありません。

いや、まだ油断は出来ません。

人間ドラマに焦点が当てられてくると分かりやすく

なった気がしますが、いつまた難しい取引の話に

なるかも分かりません。

いつまた暗号やら呪文のような単語が飛び交って、

脳がおやすみなさい状態になるかも分かりません。

まだ油断は禁物ですよー。

危ない危ない。


しかし。

この十三、十四話では、ココと宿敵(?)ヘックス、

そしてアールの過去や思想なんかが垣間見えて、

何だかちょっと今までよりは面白く観られそうな

気がします。私にとっては。


ココが何故、笑顔の仮面を貼りつけるようになったか。


ヘックスがどういう過程を経て魔女になったか。


CIAの上司に寄せる信頼?服従?と

ココ達への情?や絆?の間で多少揺れ動いている

ように見えるアールの未来は?


色々と気になる事柄が増えてきました。


まだ始まったばかりなのでその因縁話もよく分かって

いるわけではないですが、これからココとヘックス、

アールやその他のドラマも盛り上がると思うので

なんだか楽しみです。


そして、


ヨナの命が危険に晒されているのが

一番の気がかりです!!


ブックマン「子供の命一つ、くれてやれ」


そんなわけにいくかあああ!!



・・・はい。

とにかく今も昔もヨナが中心で観ています。

が、まあ一応、他の人間の動きも気になります。

そんな十四話でした。





☆第十五話

 「Dance with Undershaft Phase.2」

 の感想です。


武器商人ココ・ヘクマティアル。

ココの私兵部隊の一員だが、

本当はCIAエージェントのアール。

同じくCIAエージェントだが、

ココとは因縁があり、ヨナ殺害を目論むヘックス。


この三者の結末が今回で描かれました。


意外と早かったなあ。

もっと続くかと思ったのに。


しかし、短くはありましたが、

それぞれの人柄や感情、本音などが垣間見える、

見所の多い、盛り上がるストーリーだったと思います。



まずココについて。

いつもは笑顔で飄々とした印象の彼女。

ですが、この話では彼女の笑顔の仮面が剥がれる場面、

笑顔の裏にある脆さが露わになる場面が何度もあり、

とても印象に残りました。

アールの告白に衝撃を受けたり。

それでも一緒にいてと言ったり。

アールの死に激しい怒りと深い悲しみを表したり。

武器商人ココ・ヘクマティアルである自分を忘れている

場面が何度もあり、彼女の危うさが痛いほど伝わって

きました。

正直、ココについては「カリスマ」「怪物」という言葉よりも

「単なる強がりの女性」という言葉の方が似合うとしか思えず、

それは今でも変わりません。

が、その単なる強がりの部分が壊れてしまった時、

彼女は怪物になり得るのかなと、今回の話を観ていて

少し思いました。

んー。

でもやっぱりココは情に厚すぎて怪物になれないような

気もします。


そのココを守ることを最終的に選んだアールについて。

彼は漢でした。素晴らしかった。

他に言いたいことは何もない。


最後にヘックスについて。

彼女の事情については軽く説明されただけだし、

ココとの因縁についてもよくは分からなかったのですが、

何となく悲しい人だと思いました。

その動機が愛国心なのか復讐なのか、

はたまた単なる狂気じみた嗜虐心なのか、

本当のところは最後まで分かりませんでした。

ですが、動機が何であれ、何にも報われず、

何も達成出来ずに死んでいったということだけは分かり、

何だかちょっと切なくなりました。

彼女は・・・何だったんでしょうね。

もっとうまく生きられれば良かったのに。



そんな感じで。

それぞれがそれぞれの建前や本音や葛藤を抱いて

強く、また弱く生きている。

そんな人間の様が短いなかに凝縮されて描かれていて、

刹那の表情や短い言葉に感情を動かされた。

そんな十五話でした。



あーっと。

あと、ブックマンが。

彼はこの話ではすごく重要なキーマンで、

その人柄はかなり興味を引くものでした。

常に状況を一歩引いたところから俯瞰し、人を操る。

でも本当は現場で戦うのが好きでココと踊ってみたい。

何だか恐くて危ない人です。

そんな彼はこれからも登場しそうなので、

何をやらかすのか怖さと期待を持って

待ちたいと思います。

何かやらかしてくれないかな~。

・・・。

ていうか、既に右腕と左腕が喧嘩して両者死ぬ

っていうことをやらかしてるんだけどね。

ついでにココにスパイもバレちゃったし、

街で銃撃戦も起こしちゃったし・・・・・・

あれ。

この人、本当に有能なのかしら・・・?

まあ、いいか。





☆第十六話「キャスパーとヨナ」の感想を少し。

あまり書くつもりがなかったので適当に。


今回はココの兄・キャスパーが発端の話でした。

ここ最近、ずっとキャスパーの商談を邪魔してきている

何者かがいる。

調査の結果、その何者かはどうやら日本にいるらしい。

そいつをココと協力して何とかしよう。

・・・という話の始まりの部分。

それが今回の内容でした。


で、同時にキャスパーとヨナの因縁の始まりと

その後も描かれました。

というより、こっちの方が主な内容だったような

気もします。


キャスパーとヨナの出会いと関係性。

一期でも描かれていましたが、

また改めて振り返ってくれて助かりました。

何せもうすっかり忘れてましたからね!

年かな!はは!


・・・それはともかく。

キャスパーはヨナにとっては天敵です。

間接的な親の仇であり、

自分と子供たちを苦しめた原因。

絶対に許すことのできない相手。

でも。

同時にキャスパーは何もないヨナに仕事を与え、

子供たちを保護してくれた人でもある。

仇でありながらある種の恩人。


そんな複雑な事情のある二人ですが、

今回、ヨナはそのキャスパーに連れられて

子供たちの現在を自分の目で確認しました。

自分の生死の境を歩くような日常と引き換えに、

日本で安全に平和に暮らす子供たち。

自分や彼らを苦しめた過去があるけれど、

自分との商談を守ったキャスパー。


そのような色々を背景に、

ヨナの子供たちを見る嬉しそうな笑顔。

それから「時間を取って悪かった」と仇でもある

キャスパーにかけた言葉。

・・・何だか胸が切なくなりました。



あー、ヨナは本当に可愛いなあ!




・・・結局、結論はそこに行きつきました。







それはともかく。

ココさんは日本についてランドとシーで遊びまくった

ようですが、当然私兵たちも同行したんですよね?

ココが乗り物に乗る度、当然一緒に乗る人が

いましたよね?

場合によっては勝手に写真撮られるアトラクションとか

ありますね?

レストランとかにも皆で入りますよね?

・・・うわー。

想像すると殺伐っていうか場違いっていうか・・・

怖いよ。