「アクセル・ワールド」全二十四話、終了後の感想です。
※ネタバレします。
◎「アクセル・ワールド」
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いじめられっ子の中学一年生・有田春雪。
毎日学校で不良にいじめられ、容姿も冴えず、
幼馴染との差に卑屈になるばかりの彼は、
学内ネットの仮想空間でスカッシュゲームに
全てをぶつけるだけの生活を送っていた。
そんなある日、彼は全生徒の憧れの的である
「黒雪姫」先輩に声をかけられる。
「もっと先へ──『加速』したくはないか、少年」
黒雪姫先輩が春雪に与えたのは「ブレイン・バースト」。
それは思考を千倍に加速するアプリケーションだった。
そして、ハルユキは「バーストリンカー」となり、
「加速世界」で戦っていく戦士となった。
たとえばさ。
数学・・・算数って基礎の基礎から積み上げるでしょ?
1+1=?
なんてことを改まって聞いたら皆笑うだろうけど、
でも、それが分からないと始まらないでしょ?
次に進めないでしょ?
それで、1+1=2を知ったらその次に進めるし、
その次も知ったら、またその次の次に進める。
そうやって難しい方程式なりなんなりを知っていく。
もっともっと難解な問題に取り組めるようになる。
でも、そうするには一つずつ積み上げないと進めない。
どこかで何かにつまずくと、もうその先が分からない。
1+1でつまずいたらその先には進めないし、
順当に進んでいてもどこかでつまずいたら、
もうその先には進めない。
一つボタンを掛け違うと、もうその先は五里霧中。
一つ踏み外すと、奈落の底。
・・・とまではいかないかもしれないけれど、
基礎から一つずつ積み上げていくことって
非情に重要だと思うわけ。
でね。
長々と書いて何が言いたいかっていうとね。
「ブレイン・バースト」の仕組みが全く理解出来なかった!
あはは~~~~ん!!?☆☆☆
ってことを言いたいんですよ・・・。
いや・・・最初は少しは理解していたつもりだったん
ですけどね。
思考を千倍に加速とか、加速世界とか、
加速世界でポイントを巡って争う・・・とか。
でもね。
いつの間にかね。
何が何だかこう・・・ね。
分からなくなっちゃってね・・・。
一度分からなくなったら、もうその次も、その次も次も
さっぱりでね。ええ。
で。結局。
分からんけど、なんかこう分からないなりに観る!
ってなってね。
でも、何かちっとも作品の醍醐味を味わえてる感じが
しなくてね。ええ。
毎回、毎回、理解不能がことが多くてね。ええ。
何を言ってるのか、何が起こってるのか、
何がどうして解決になったのか分からなくてね。ええ。
そんな感じでね。ええ。
うん。
とにかくね。
タクが可愛かった!
これに尽きる。
「ブレイン・バースト」の、「加速世界」の諸々の
仕組みが分からない。
となると、キャラのドラマに注目するしかなくなるん
ですが、それも加速世界に大いに関わっているので
よく分からない。
となると、何となくドラマだと思う部分を感じるしか
なくなっていくんですが、何となくは何となくなんです。
何だかよく分からないけど、多分こうだろうという
憶測でキャラの状態や心境を量るだけなんです。
とても曖昧としてます。
とても分かりにくいです。
ていうか、分かってないんだと思います。
そんななかで、
とにかくタクムだけが可愛いと思って観てました。
初登場時は悪人。
格好悪く敗北のち改心。
しかし彼女には振られる。
が、頑張ると決める。
けれど、時々過去のことを思い出しては
すみませんモード発動。格好悪い。ちょっとヘタレ。
が、頑張ると決める。
新たに出てくる敵には大体敗北。
知的な部分で活躍するかと思いきや、
情報提供でミスって主人公にダメージを与えたりもする。
敵に見事な推理をぶつけてやったか・・・・・・と思えば、
次の瞬間には敗北寸前。
何のためにいるのか分からなくなったりもする。
あと、たまにヒロイン達よりヒロインヒロインしている。
何なんだよ、お前は一体。
何なのさ、お前は一体。
そんな、イケメンだけど大体格好悪く、
しかし改心した後は素直で真っ直ぐで格好良く・・・
と見せかけつつの、
大体負けて格好悪いタクムが可愛らしいと思いました。
あ。
あと、後半の敵だった能美君も好きでした。
本当に嫌らしくて、見ると腸が煮えくり返るくらい最低で、
最後まで醜悪で下衆くて、最高でした。
しかし、「ブレイン・バースト」が消滅すると、
その記憶もなくなるのはいいんですが、
どうして彼はちょっとオネエになってたんでしょう・・・??
分かりません・・・。
そういう仕組みなんでしょうか。
それだとちょっと納得できます。
ずっと「加速世界」が無くなったからって、
自分が無くなるわけじゃないし別にいーじゃん。
加速なんて使わなくたって生きていけるしいーじゃん。
元に戻るだけだしいーじゃん。
何でそんなに失うことを恐れるのか分かんなーい。
と思っていたけれど、「ブレイン・バースト」が
アンインストールされるとオネエになる。
あと、ちょっと知的に無垢になり過ぎる。
となると、ちょっと理解出来ます。
いや、オネエの方なんかが駄目ってことじゃなくて。
強制的に人格が変わるってのが怖いというのは
分かるということです。
だって、この間まで
「リアルで色々バラしてやる~げへへ!」
だった人が
「あのゲーム・・・何て名前でしたっけ?てへ♡」
ですよ?
怖過ぎる・・・。
ていうか、綺麗な能美君なんて能美君じゃない!
能美君の長所は人として最低な行為を楽しめる所で、
特技は下衆な手段を駆使することだってのに!
あんなの、カレー抜きのカレーライスだよー!
最早ただのライスだよ!
うわーん!!
そんな感じで。
タクと能美君だけを楽しみに観ていました。
・・・。
ちゃんとした感想が書けなくてすみません。
何か・・・すみません。
何も理解出来なくて・・・すみません・・・・・・。