これを買いました。


「大伝説の勇者の伝説 12」。

大伝説の勇者の伝説12 遅れてきた魔眼の王 (富士見ファンタジア文庫)/鏡 貴也
¥630
Amazon.co.jp


買っては来ました。

が、いつ読めるかは不明。


一応、大伝は全部手元に揃えてありますが、

読むのは途中で止まっています。

4、5巻辺りだったかな~。

それからは強迫の関係などで、

なかなか読み進められずにいます。

本当は早く読みたいけど。


読みたい。

しかし読めない。

でもでも先が知りたい。


そんなせめぎ合いがあって、

ついつい12巻をぱらぱら捲ってみました。

主にシオンのシーンを探して。

・・・だって、好きなんだもん。


そうしたらこんな台詞を見つけました。




※以下、ネタバレあり。





シオン「・・・・・・俺は、王の器じゃなかった」


おい。

おいおい。

貴方、何を今更。

途中までしか読んでないけど、

あんだけ強引に色々進めてきて

今になって「王の器じゃなかった」とか。

ローランドの民も他の国の人も困っちゃうじゃない。

総ツッコミだよ。

ローランドの民、全力で総ツッコミ。

おいおい。


と思っていたら、


シオン「ここまできて、こんなことを言いだすのは

     申し訳ないが」


本人も分かっていた(笑)

しかし、「ごめん」で済むレベルじゃないのよ、貴方。

ジャンピング土下座しても許されるレベルじゃないのよ、

貴方。

まあ、私はシオン様のジャンピング土下座なら見て

みたいけど。なんならスライディング土下座でもいい。

スパイラル土下座でもいいよ!


・・・まあ、それはともかく。

今になって「ごめん」じゃ困るのよ。

困った人だよ。

全く。


と思ったら、

そこにクラウが来て、シオンに説教。

ここのクラウの考え、シオンへの友情、

何だかとても温かくて感動しました。

あまりに仲間思いで、人として情があって、

クラウに惚れそうになりました。


ああ、クラウ、なんて良い人なの!

人として根本が真っ直ぐで温かい人って素敵よね!



・・・しかし。

やっぱり私はクラウよりもシオン様の人生への疲れっぷり

に胸がきゅんきゅんきてしまっていたのでした。


「俺はもう、だめだ」

「・・・・・・俺を、殺せ」


ああ、シオン様が人生に疲弊してらっしゃる!

胸が、胸がときめくわっ!

好きなキャラが苦しんでいる姿って素敵ね!



・・・そんな感じで。

シオン様は牢獄でも素敵。

むしろ牢獄だから素敵。

早く全部読みたいわ。

と思いつつ、また積読になりそうな予感を覚える

今日この頃でした。