「Fate/Zero」第二十一話の感想です。


なんかもう終わった所もあるらしいけど、

気にしない!!


ひたすらマイペースで続けます。


あ、そろそろ夏アニメチェックしなきゃ。



※ネタバレします。


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☆第二十一話「双輪の騎士」の感想です。


アイリスフィールを攫ったライダー.。

そのライダーを追いかけるセイバー。

しかし、それは目くらまし。

本当にアイリスフィールを攫ったのは、

バーサーカーを操る雁夜と、それをまた操る綺礼だった。




正面からぶつからず、アイリスフィールを攫う。

ライダーがそんな姑息な手を使うはずがありませんでした。


そうだよねー。

よく考えるとおかしいよねー。

この作品で唯一の良心、

真っ直ぐな心の持ち主、

一服の清涼剤、

ライダーとウェイバーのコンビだもんねー。


というわけで。

今回は、良心など毛ほども持ち合わせていないわ!

という蛆虫な人々がお料理をする回でした。


ちなみに料理材料(腐肉)は雁夜さんでした。

可哀相に・・・。


で。

彼がどう料理されたかってーと。


1、まず雁夜さんを「令呪」と「時臣」というエサで

  釣り上げます。

2、雁夜さんに「無限に令呪を貰うことが出来る」、

  「憎き時臣に鉄槌を食らわせることが出来る」

  という夢を見させて協力させます。

3、時臣をぶちのめすことにわくわくどきどき

  どきりんこ❤な雁夜さんを呼び出します。

4、呼び出した先に、自分が殺した時臣の死体を

  ぽんと置いておきましょう。

5、ついでに雁夜さんの最愛の思い人で時臣の妻

  である遠坂葵さんを呼び出してあげましょう。

6、あとは放置するだけ。簡単でしょ?☆


こうして彼は酒のつまみへと料理されたのです。

成仏してくれ。


えーと。

なんかもう何を言ったらいいのか・・・。

とにかく雁夜さんが不憫で不憫でなりませんでした。


自分ではやっていない殺人を自分のせいにされる。

助けようと思っていた桜を取り上げたと責められる。

だけでなく、自分では彼女のためと思ってやってきた

その全てを、最愛の人自らに全否定される。


あー・・・。

なんていうか・・・。

成仏してくれ。

死んでないけど。

でももう生きてはいないと思う。

成仏してくれ。


確かに雁夜さんは激昂して葵さんを殺すような、

そんな醜い本性を持っている人かもしれません。

しかし、あんな場面に合わなければ、

あんなことを言われなければ、

あんなことを知らなければ、

という、そういうことってあると思うんです。

きっかけに出会うか出会わないか。

それで人生が変わることもあると思うんです。


もちろん葵さんがそれで納得できるはずもないし、

雁夜さんが醜い殺人を犯した人だというのも

変わらないんですが。


しかし、しかしねえ。

あれは可哀相だよねえ。

何が一番可哀相かってその「きっかけ」が

人為的に故意にものすごーく人工的に作られて

与えられたものだってことだよねえ・・・。

しかもそれで「下らぬ三文劇」だと鼻で笑われた挙句、

「美味しい美味しい」と酒を飲まれた日にゃねえ・・・。


ええ。

もう本当にギルガメッシュ様と綺礼には爆笑した!

わざわざワインを用意して持ってきたんかい!

本当に最低だな、あんたら!!


ただ最初観たときに若干引いたんで、

まだ私の心も正常の域にはあるかもしれません。

ああ、よかった。

まだあの蛆虫領域には達してない。


というか。

さりげなく雁夜さんの父親が一番蛆虫・・・。

他人に人生最大の悲劇を楽しく鑑賞され、

酒のつまみにされた挙句、

父親にも「聖杯」と「雁夜の破滅」とどちらも

選び難いと悩まれた雁夜さんって・・・・・・。


成仏して・・・。

死んでないけど。

でももう私の中では死んでしまったの。

可哀相に。




そんな感じで。

とにかくとにかく雁夜さんに成仏してほしい、

そんな二十一話でした。



ところで。

ふと思ったんだけど、

切嗣ってセイバーがいる意味あるの?