「TIGER&BUNNY」第十七話の感想です。
※ネタバレします。要注意。
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☆第十七話「Blood is thicker than water.」
の感想です。
虎徹さんの里帰りの話。
あー・・・。
今回はバニーちゃんはほぼお休みかー。
いや休んでるのは虎徹さんの方だけどー。
バニーちゃんはバリバリ働いてるみたいだけどー。
でも出番的には比較的お休み的なー。
あーー・・・・・・。
テンションちょっと下がりー。
最早バニーちゃんへの愛で見ているという部分も
なきにしもあらずっていうか何て言うか、
だって色々勿体ない気がするんだよ、この作品、
なんつーかごにょごにょ・・・。
いや好きだけどさー・・・。
好きだからこそさー・・・。
あー・・・バニーちゃーん・・・。
と、たらたら観ていたんですが、
か、楓!
楓ちゃーん!!
楓ちゃーーーん!!!
かわっ、かわいー!!
かわいいーーー!!
かーわーいーいーー!!
と、なりました。
楓ちゃん可愛いですね。
とても可愛いですね。
うへへへ。
「変態!!」と罵られますかね?
それもまた結構。
うへへへへへへ。
えーっと。
今回は、能力減退に悩む傷心の虎徹さんが、
実家に帰って自分と周囲を見つめ直す話?でした。
あまりこの作品で「リアル」と思ったことはないんですが、
今回の鏑木家の描写は妙にリアルだったと思います。
虎徹と母親の会話や、虎徹と楓の意識のすれ違い、
実家を見守る苦労人のお兄さんなど、
実際にありそうな雰囲気が感じられました。
特に楓ちゃんの描写は、等身大の10歳の少女を
そのまま描いた、という感じで、現実に生きて動いて
いそうな楓ちゃんがうへへ・・・じゃないや、
とても魅力的だったと思います。
父親に部屋に入られて「おかえり」の前に怒ったり、
「一緒に風呂に入ろう」と言われて「変態」と罵ったり、
口を利かないかと思えば、
バーナビーのサイン入り写真集で一瞬だけ上機嫌(笑)
あるよねーあるよねーと言いながら観ていました。
とても可愛らしい10歳の少女の姿だったと思います。
しかし。
その父親は・・・。
虎徹さんは・・・・・・。
ねえ・・・。
仕事中わざわざ迎えに来てくれて、その後すぐに
仕事に向かうお兄さんに「茶でも飲んでけよー」と
気軽に言ったり、
年を取った母親に心配かけたり、
10歳の娘の部屋に無断で入ったうえに
引き出しの中まで覗いたり、
怒られたら「一緒に風呂入ろう」「一緒に寝よう」とか
デリカシーのない発言を連発したり、
祖母が倒れて心配する楓ちゃんに「いいから学校行け」と
怒りだしたり、
楓ちゃんが寂しがってる理由を分かってなかったり、
楓ちゃんの心細い気持ちを分かってなかったり、
楓ちゃんの父を慕うがゆえの孤独を分かってなかったり、
ああ、駄目人間。
ていうか、駄目親父。
なんつーか、もう。
なんつーか、もうねえ。
真っ直ぐな性格なのはいいけれど、
もう少し楓ちゃんのことは複雑に考えてあげて!
と思いました。
虎徹さんの中では楓ちゃんが小さい時のままで
止まっちゃってるんですよね。
それは流石にまずいと思います。
もう10歳の多感な少女ですぜ、お父さん!
でも、そんな虎徹さんと楓ちゃんも、この回の最後では
和解したようなので、良かっ・・・どうだろう。
「仕事辞めてすぐ帰るから!」と虎徹さんは朗らかに
言ってたけど、そんなにすんなりいくとは思えない・・・。
・・・でも、まあ、一応、良かったと思います。多分。
そんなことより、
私もバニーちゃんの写真集が欲しいです。