どこまでやるんだろう・・・。
※ネタバレします。要注意。
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プフとユピーの大半を喰って再生した王。
しかし、爆発の衝撃で記憶を一部失っていた。
失われた記憶を取り戻すため、宮殿に帰る王。
その傍らでプフは焦っていた。
王の記憶が失われている間に、
王にとって毒となるコムギを始末しなけらばならない。
２９巻は、王が回復して宮殿に戻るため、
ハンター達が右往左往し、
何故かプフも焦りまくる話でした。
というより、ハンター達よりもプフの方が
右往左往だったような気がします。
何でお前が焦るんだよ（笑）
という感じの王の側近プフですが、
彼は彼なりに王や蟻全体のことを考え、
コムギを始末するのが最優先で急務と信じたようです。
まあ、実際コムギに会ってからの王は、
キメラアントという種族を統率する存在としては
少し揺らぎがありすぎましたからね。
ということで、王がその存在を忘れている間に
コムギを始末したいプフは、
分裂したり、
寄り集まったり、
歪んだ顔で叫んでみたり、
電撃をくらったり、
物を隠したりと、
それはまあ大変なことになっていました（笑）
王の側近も楽じゃないですね。
体が二つあっても足りない所じゃなく、
体が無数にあっても足りないんですもんね。
今回はそのプフの焦りと頑張りが見所だったと
思います。
漲る緊張感。焦燥と心理戦。
ハンター達よりも（笑）
でも、そんなプフの頑張りとは裏腹に、王は
「何か忘れている」と、記憶喪失になっても
忘れることの出来ない・・・これは、運命・・・？
のような少女漫画的展開を繰り広げるんですけどね。
プフ、どんまい。
えーと。
そんな感じでした。
・・・ゴン？
ああ、ゴンはね。
いいの、あの子は。
ゴンはやはり負ける気などこれっぽっちもしなかった。
終わり。
というか、これが噂の「ゴンさん」かーと思いつつ
読んでいたんですが、もうとにかく
髪の毛が気になって気になって仕方ありませんでした。
ゴンちゃん、髪の毛切りなよ・・・。
ていうか、ゴンちゃん、何で髭は伸びないのよ・・・。
爪とかも・・・。
何で髪だけ・・・。
成長した未来のゴンのお気に入りヘアースタイルが
あれなのかな・・・。
長い髪を振り回すのが未来のトレンドなんだぜ、キルア！
みたいな・・・。
いや。
でもゴンのカイトへの強い思いは
こちらまで胸が痛くなりました。
ゴンにとってはカイトが父同然でしたもんね・・・。
会ったことのない本当の父よりも・・・。
でもゴンちゃん、ゴンさんになると・・・その・・・
ちょっと気持ち悪いよ・・・。
２９巻はこんな内容でした。
終わり辺りにはかなり蟻の戦力が削がれていたので、
この次にはどういう展開がくるのか気になります。
けど、一つ問題があって。
・・・次のコミックスは何年後になるかなあ～？？