※ネタバレします。要注意。



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28巻の感想はこんな感じです。

終わり。



・・・他に書くことなどあったかしら?



・・・そういえば色々とあったような気はします。


ネテロと王の壮絶な死闘とか、

パームとキルアの再会とか、

イカルゴとウェルフィンの戦いとか、

その他色々。


特にネテロと王の戦闘は、

緊迫感溢れるやり取りが溜まりませんでした。。

心理の駆け引き、手練手管。

次々と出される奥の手に、驚きつつ引き込まれました。


パームとキルアの会話、二人の思いも、

イカルゴの覚悟とウェルフィンの思い出も、

それぞれ驚きや心に残るものがあったと思います。


キルアのゴンへの思い。

ひたすらゴンの精神を心配しつつも、

ゴンのために自分は何も出来ないと泣くキルア。

とても印象的でした。

心配になりました。

キルアが。


あのさあ。

ゴンなんて全然心配じゃないわけよ。

「ゴンの精神が持たない」とか、キルアは凄く気にしてるけど、

お前の精神の方がよっぽど心配だよ!

どうせゴンなんてキルアのこと忘れてるんだからさ!


えーと。

そんな主人公のゴンさんですが。

今回も悪役道まっしぐらでした。

ひとでなしでした。

もうラスボスの貫録すら漂わせていました。


コムギを治すピトーを見張り、

治療時間の変更を冷徹に命令しつつ、

プフとナックルの会話を聞いて、

ナックルにプフの罠を的確に指摘。


ゴンさん、超冷静。


もう全然、敵に脅威を感じてない。

ていうか、逆に敵がゴンさんにビビリまくってる。

ピトーなんか終始震え上がってるし。


ゴン「ピトー 次ゴタゴタ言ったら そいつを殺す」


一般人の、

ただの人間の、

しかもたった今まで重傷で死にかけてた女の子の命を、

虫けらのように人質に取るゴンさん。


ゴン「お前もオレを 信じてくれるだろ?」


ただのか弱い少女の命を、

ピトーの最大の弱みを、

自分の手の内に完全に握っておいて

「信じてくれるだろ?」


鬼畜。

本当に鬼。

このひとでなしが。


こんなモンスターを相手にしなきゃいけないピトーが

心の底から可哀想です。

ゴンの仲間たちは「ゴンはピトーに敵わないだろう」という

予想をしていましたが、そんなことあるかいと思います。

もう全然負ける気がしない。


次巻は来月出るようですが、

その次巻でボコボコにされるゴンというのは予想出来ません。

むしろ泣いているピトーが予想出来ます。

涙で顔をぐしゃぐしゃにしながら

「どうか王の命だけは助けてくれ」と縋り付いて懇願するピトー。

その図しか思い浮かびません。


ゴンさん、怖い。

ゴンさん、怖い。

本当にゴンさんが怖い28巻でした。


まあ、でも、これからもラスボス道を貫いてくれると、

個人的にはとても面白いです。