まだ調子悪いんで、前に書いたものをアップして寝ます。
※ネタバレします。要注意。
◎「金色のコルダ 15」
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留学の準備を進める月森。
コンクールの練習に励む香穂子と土浦。
卒業後を見据える火原と柚木。
いつも通り学院生活を送る志水と冬海。
消えた加地。
そんな15巻・・・だったような、そうでもないような。
今回は、というべきか、今回も、なのか、
音楽は控えめで恋愛メインでした。
中でも月森と香穂子の関係が多かったような気がします。
いや・・・。
気がしますっていうか・・・。
確実に多かったというか、
ラブラブだったというか、
いやもうそれ恋人じゃないの、
完全に付き合ってるでしょ、これ、
なのに何で告白すらしてないのおおお!?
という感じで、とても恥ずかしかったです!
雨が降っているのに傘がない月森に、
普通に「入ってく?」と聞く香穂子。
そして躊躇なく相合傘に!
いやーっ。
月森、さり気なく傘持ってるし。
いやいやーっ。
そのまま自然に買い物に付き合う流れで、
最終的には何故か「アヴェ・マリア」を一緒に弾く!
いやいやいやーっ。
やめてえーっ。
恥ずかしさに耐えられないーっ。
香穂子「うん・・・その コンクール
月森くんに聴きに来てもらいたいの」
月森「俺・・・に?」
「・・・・・・・・・わかった」
香穂子「本当に!?」
「じゃあ約束!」
ひいいいーっ。
指きりとかしないでえーっ。
ごめんなさい、ごめんなさいーっ。
自分で好んで買ったはずなのに、
何故か罰ゲームを受けている気分になりました。
恥ずかし過ぎるのは耐えられないんですよね・・・。
何で買ってるんだろう・・・。
まあ、いいや。
ところで、こんなにラブラブピュアピュアな二人ですが、
別に付き合ってません。
告白もしてません。
でも、今回大きな進展がありました。
月森が自分の気持ちを自覚しました!!
今かよ!
遅いよ!!
付き合うまでに後何巻必要なのよ!!
10巻!?20巻!?(笑)
そんなスローペースな二人なので、
今現在は全く恋人同士ではありません。
しかし。
その二人の周りでは、色々と悲劇が起こっているようです。
「香穂子は月森が好きなんだろう」と気にして、
何も言い出せない火原。
ドンマイ。
おでこにキスしたのを、
「嫌いだから嫌がらせでした」
と思われている柚木。
ドンマイ。
月森と香穂子のラブラブを見せつけられるだけでなく、
月森から数々の精神攻撃(無意識)を受ける土浦。
・・・一回くらい殴ってもいいんじゃないかしら?
このように、魔性の女の周りには屍の山が(笑)
香穂子は可愛いから好きですけどねー。
でも魔性だよねー。
ま、乙女ゲームだからねー。
それを言ったらお終いかー。
そんな感じで。
各々の恋愛模様が面白かったです。
特に柚木。
「嫌いな人間にキスをして嫌がらせをする人間」だと
思われてるって・・・どんな屈折した変態だと思われて
るんですか(笑)
あ、志水君と冬海ちゃんは影が薄くて、
ちょっと寂しかったです。
そして、この巻には本編の他に、志水君の姉が
主役の特別編と、現在から8年後で、キャラクターも
総入れ替えの「金色のコルダ3」も収録されていました。
でも、「コルダ3」は短いのに人数が多くて、これだけでは
把握しきれませんでした・・・。
ところで。
加地君はどこへ消えたんでしょうね?