今日も疲れてるので、漫画の感想を適当に。


漫画の新刊を読める日が滅多にないので(強迫的に)、

新刊が7、8冊溜まってしまっています・・・。

もはや新刊と言えないものが多・・・・・・。




◎「いのち 2」

いのち 2 (デザートコミックス)/ももち 麗子
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双子の姉「ことり」が男に殺害された。

ことりが殺害されたのは、双子の妹「のばら」と入れ替わって

生活している最中だった。

そのことに責任を感じたのばらは、ことりとして生きていく

決意を固める。

ことり(世間的にはのばら)を殺害した犯人の男は

すぐに逮捕された。

が、遺族が望むのとは裏腹になかなか起訴されない。

やっと起訴にこぎつけた後の初公判。

男は「オレは やってない」と殺害を否定した。

更に、弁護士が「犯行当時、被告人は覚醒剤の

大量使用により心神喪失状態におちいっていた(略)」

と、被告の無罪を主張する。

愕然とする遺族。

そして・・・・・・



というような2巻。

「心神喪失状態だったから無罪」。

・・・難しいです。

私個人としては賛成も反対も出来ません。

・・・うーん・・・。

やっぱり難しいです。

考えるとぐちゃぐちゃします。




そして続きがこちら。

ネタバレします。要注意です。


◎「いのち 3」

いのち 3 (デザートコミックス)/ももち 麗子
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覚醒剤により心身喪失状態だったことが認められ、

無罪の判決を受けた五刀田。

ことりの命を奪っておきながらアイツは今ものうのうと

生きている。

その思いが日増しに強くなるなか、ある日のばらは

偶然に五刀田の免許証を拾う。

五刀田がこの街に戻ってきてる!

復讐のため、五刀田の居場所を探すのばら。

そして、いきついたのは

「友達の彼氏の村瀬が整形した五刀田なのではないか」

という結論だった。





「人殺しはメシ食うな 笑うな

 恋愛も結婚もする資格 ない

 幸せになることは許さないっ」

「謝罪なんていらないんだよ」

「どうかワタシを死刑にしてくださいって

 言いなさいよ」


のばらのやり切れない思いが辛いです。

「謝罪より命で償え」というのばらの思いも、

「無理矢理終わらせて出口を見つけるしかない」

という双子の祖母の思いも、

理性を失った母の思いも、

その他の登場人物全ての思いがどこかしらで

理解できそうで辛いです。


事件があると、沢山の人が様々な形で苦しむ。

そのことを目の前に突きつけられる気分でした。


人間って難しいですよね・・・。