ここ最近、めっきりやる気がないですよ。
やる気がないまま過ごしてたら、ふと気付くと
二日三日経ってるなんてザラですよ。ええ。
何をしてたのかって自分に問いかけても、
よく思い出せないんですよ。これが。
年はとりたくないですね。
昨日は・・・何をしてたんでしたっけね?
ああ・・・睡魔と闘って負け続けてましたね。
長時間の闘いだったな。
オラとアイツはよく戦った。
アイツの方がちょっと強かったけどな。
へへ、まだまだだなオラは。
だなんて、「誰だ、お前は」みたいなこと言っちゃったりしてね。
ところで。
話は変わりますが、昨日からこれを読み始めました。
- パズルゲーム☆はいすくーる (第3巻) (白泉社文庫)/野間 美由紀
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↑これ。
まだ2巻までしか読んでないんですが、
何故かこの巻しか画像でなかったんで、これで。
今日の私のテンションの異様さのように、
と言うと、ちょっと違うんですが、
異様な高校、異様なキャラ、異様な青春生活の話でしたよ。
主人公達はミステリ研究会を結成するんですけどね、
まあ「ミステリ研究会」なのに、やっていることはミステリ作品を
研究するんじゃなくて、「探偵団」なんですけど。
っていうか、だったら最初から「探偵サークル」でも「探偵もどき」
でも名前つけりゃいいじゃんって思うんですけど。
だって、この高校「ゴシップ研」とか「アクティブカメラ同好会」(?)
とかあるんですよ。
何でもありですよ。
しかもその「なんたらカメラ同好会」だかは、やってること
グラビアだかそれよりちょっとヤバめだかの写真撮影ですしね。
保健室とかでね。
頭大丈夫か、お前らって感じですけどね。
でも、この高校ではこんなの序の口でしてね。
「生徒の自主性を重んじる」という崇高な文句のもと、実態は
生徒会が絶大な権力を握り、何でもアリの世界が広がっている
わけですよ。
大体にして生徒会長が腐ってましてね。
一話からハーレムを築くわ、生徒会室でウハウハだわ、
最低全開ですよ。
まあ、二話以降も特に変わりはないんですけど。
校内のミスコンを競馬のようなギャンブルにしたてて、
その配当金で私服を肥やそうとするわ、金をばらまいて
権力を維持するわ、相変わらず女好きで、「貴方の子
です」と言われた捨て子を自分の子だと思いこむわ、
というか、母親が誰だか分らないんですね、まず。
心当たりがありすぎてね。
もう最低ですよ。
天晴れな小悪党ぶりです。
いっそ清々しい。
そして、そんな会長の下に広がる世界は、当然腐敗
ばかりで。
校内にデートクラブがあって女の子を斡旋してたり、
園芸部は麻薬を栽培してたり、校舎の下に地下サロンが
あったり・・・。
地下サロンて。
お前、その手に持ったグラスで何飲んでるの?
とかね。
突っ込んだら負けとか思ってもね、どうしてもね、
笑いが込み上げてくるんですよ。
最初はね。
で、段々と不安になってくるんですよ。
あまりの堂々とした突き抜けっぷりに、
「もしかすると自分の見ていた学校生活って表面だけで、
本当はこういうのが普通の学生生活なのかも・・・」
ってね。
どうなんだろう。
あたし騙されてたのかしら。
本当は皆、こんな愉快な生活送ってたんじゃないかしら。
ねえ、どうなの?
皆、学校に地下サロンとか常識でしょ?とか言う??
そんな感じで、
少女漫画とミステリの素晴らしいマッチを見せてくれる
作品でした。
野間先生のミステリ好きです。
「ジュエリー・コネクション」好きです。
後、腐った小悪党生徒会長が一番好きです。
そんだけ。
寝る。