感想が溜まってるし、前後編なので、6、7話は

まとめて短く感想を書くつもりだったんですが・・・

が・・・

何故か長くなり力尽きてしまったので、7話はまた

今度にします。

何でいつもこう・・・・・・


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※ネタバレします。要注意。



☆第六話「少女の陣」の感想です。


五組に可愛い女の子がいる、と西村、北本に連れられて、

見に行く夏目。その少女・多軌透は、誰とも口をきかない

不思議な少女だった。

その後、夏目は多軌が空き地に奇妙な陣を描いているのを

目撃する。

声をかけた夏目に、多軌は夏目の名を呼び、

「しまった・・・。私、今貴方の名前を呼んだ?」

と、狼狽して走り去ってしまったのだった。



みたいな話。


冒頭で、夏目は西村達に連れられて多軌を見に行くの

ですが、その様子が・・・何というか・・・

ぼーーーーーっとしながら西村に手を引かれていて、

大丈夫なんだろうか、この子?と心配になりました。

魂が彼岸に行っちゃってる感じでした。


時々、西村や北本は夏目のことをどう思っているのか

疑問になります。

大方、ぼーっとしたり、空を眺めたり、寝ていたり、

たまに見えないものを見えると言ったり、

「幸せだよ、心から」と突然壮大なことを言い出したり・・・

そんな夏目を二人はどう思っているんでしょうか。

天然?不思議君?

まあ、何にせよ、友達関係が良好ならそれでいいと

思います。

ま、西村も

「一言もしゃべったことないけど、多軌は澄んだ瞳で

俺のことを見つめ返していた。間違いない」

と、信じ込んでいるから、多分大丈夫でしょう。


家に帰った夏目は、塔子さんに言われてニャンコ先生を

迎えに行きます。

ニャンコ先生を待つ間、空き地に寝転がっていた夏目。

ふと聞こえてきた妖怪の会話に

「変な物って・・・?」

と、ナチュラルに参加。

「ここを離れた方がいいって・・・何かあるのか?」

「待てよ」

と、それはもう自然に自然に会話。

最初の頃は妖怪に関わるなんてまっぴらだとか

言っていたのに、いつの間にかすっかり妖怪世界に

つかっている夏目。

思い返せば、

人間の友達より妖怪の知り合いの方が多い

かもしれません。

ああ・・・世の中の不条理を感じる。


そして夏目を待たせていたニャンコ先生が何をして

いたかというと・・・

空中散歩をするためにスズメを捕まえていました。

・・・あれ?

先生ってば・・・

ニャンコ姿が長すぎて、自分が斑になれば

空くらい飛び放題なのをすっかり忘れちゃったんだね。

可哀想に。

にゃん吉君として、(猫にしては豪華だけど)猫としての

御飯をもらう扱いにもすっかり慣れてしまって・・・

可哀想に。

なんてかわいそうにーっ(号泣)

もう君は立派なニャンコだーっ

だから、私の家においでーっ(どさくさに紛れて叫ぶ)


空き地には陣を描く多軌がいて、夏目はここで初めて

彼女と会話します。

が、何だか一方的に謝られただけです。


多軌「しまった・・・。私、今貴方の名前を呼んだ?」

   「ごめん。ごめんね・・・」

   「私、必ず勝つわ。必ず勝たなくちゃ」


それだけ言って急に走り去ってしまった多軌に、

夏目は、「勝つって・・・一体何にだろう・・・?」

と、ぼーっと危機感なく思っていましたが、実はもうこの時、

命が妖怪に差しだされる崖っぷち状態でした。

多軌さん、「ごめん」じゃ済まない事態ですよーー!!


しかしこの時点では、夏目本人は自分が危険であることを

知りません。

知ったのはラブリーでパワフルな(顔が)妖怪、ちょび髭さんと

共にもう一度多軌に会いに行った後です。

ていうか、ちょび髭さんのインパクトは凄まじいです。

何か全部持っていかれた感じがします。

ほぼいるだけなのに、強烈な存在感。

ビバ、ちょび髭。


で、多軌から

「私が名前を呼んじゃったから、貴方は妖怪に呪われました。

だから、貴方の余命は後わずかなの☆えへ☆」

と妖怪の呪いのことを聞いた夏目は、

っていうか、多軌はこんな言い方絶対にしませんが、

こんなあっさりと他人の余命を宣告する多軌だったら嫌ですが、

ともかくも協力して呪いをかけた妖怪を探すことにしました。


後一ヶ月のうちに呪いをかけた妖怪を多軌が見つければ勝ち。

そうでなければ多軌も、彼女が名前を読んだ13人も、

命をとられる嫌な勝負です。

「勝つぞ」

多軌を励ます夏目。

これは・・・多軌じゃなくて私が夏目に惚れるわーっ

夏目ーっ!付き合ってくれーっ!!(落ち着け)


で、妖怪探しに臨む二人ですが対象は見つからず、

逆に夏目が呪いをかけた妖怪に攫われてしまいます。

その時、用心棒である上級妖怪ニャンコ先生が

何をしていたか・・・。

「もうすぐ友人帳が私の物に~♪」

と浮かれて池に落ちていました。

駄目じゃん、先生!

マスコット以外の役割を果たしてないじゃん!!



そんなところで七話に続いてました。

先生は「用心棒だから先生と呼べ」と言っていたけれど、

全然用心棒として機能していないので、もう「先生」と

いう呼称は剥奪していいと思います。

だから・・・ただの「ニャンコ」で。

だからただの猫として私の家に来るといいと思うよ(しつこい)