そろそろアニメの視聴状況を整理したいけれど、

時間と気力がなかなか・・・・・・。



◎「いのち 1」

いのち 1 (1) (デザートコミックス)/ももち 麗子
¥440
Amazon.co.jp

「ことり」と「のばら」は、瓜二つの双子の姉妹。

外見は同じ二人。

けれど、性格は違う。

落ち着いていて何でも出来ることり。

対してのばらは、活発で明るく、大雑把。

二人が小学生の時、のばらは親の注意を忘れて

いて川で溺れ、救助に向かった父親が死亡して

しまう。

自分が父親を殺したと、自らを責めるのばら。

そして二人が高校生になった時、また新たに

事件が起きた。



みたいな話です。

いじめ問題やらドラッグの問題やらを扱った

作品達とは少し毛色が違う印象でした。

「きずな」もそうなんですが、「問題提起」という

よりも、少女漫画的ストーリーに重きが置かれて

いるような・・・そんな感じです。

2巻ではどうなるのか分かりませんが。



※ここからネタバレします。要注意。







ていうか。

のばらの人生はどれだけ不幸な巡りあわせに

支配されているのかと、読んでいて哀れで

なりませんでした。

父親が死に、自分のせいだと悩み。

母親にお前のせいだとなじられ。

家を出て。

奇跡的にキレたり病んだりすることなく

成長したというのに、

うまくいきそうになった矢先に姉が死亡。

そして世間的には自分の存在の抹消。

運が悪過ぎる・・・・・・。

もう何か悪いものでも憑いているのかと、疑い

たくなるほど不幸。

お祓いとかしてもらった方がいいんじゃ・・・

と思ったけど、

のばらなら、

お祓いに行った先で高い壺を売りつけられて、

壺だけじゃ足らずに掛け軸だの置物だの次々に

買わされ、サラ金に手を出して、最終的には

借金地獄まで行くような気がしなくもない。

いや、きっとなるね!

それ位強いよ、のばらは!

きっとそうだよ!

不運な目に関しては最強だよ!

無敵だよ!


・・・2巻では良いことがあると・・・いいね・・・。