いつもGyaoで淡々と観ていたのですが、

ツボにはまったので、唐突に。


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※ネタバレします。要注意。



☆第九話「吸血殺し」の感想です。


アウレオルスの運命は、何故にこうも苛酷なのか(笑)


もうアウレオルスの悲惨な扱いが、哀れで哀れで楽しくて

仕方なかったです。


膨大な量の魔術書を記憶しているため、一年に一回

過去の記憶を消さないと生きられないインデックス。

そんなインデックスを想い続けたアウレオルス。

彼は、自分がパートナーであったことを忘れられても

想い続け、彼女の記憶を消さないで済む方法を探し、

やっと見つけたのだった。

そして、ある少女と手を結び、塾の生徒を利用し、

さあ、やっと念願の時が・・・!


と、思ったその時。


当麻「お前・・・一体いつの話をしてんだよ」


衝撃のお知らせ。

実はインデックスはもう記憶を消さなくても大丈夫に

なっていた!

しかも、今は当麻と仲良く幸せに暮らしていた!

アウレオルスの努力は無意味だった!!


ステイル「そう。君の努力は全くの無駄骨だったって

      わけだ


ステイル、はっきり言葉にしないであげて!


ステイル「だが、気にするな。インデックスは君が望んだ

      通り、今のパートナーと一緒にいて、

      とても幸せそうだよ?」


止めを刺さないであげて!

完全に息の根を止めようとしないで!!


ショックを受けるアウレオルス。

精神は多分瀕死状態。

そしてここで、気絶しているはずのインデックスが、

当麻の名前を呼び始める・・・。

ああ、もうダメだ。

神よ、何故彼の道はこうも険しいのでしょうか。

アウレオルスの魂・・・安らかに天国に召されて下さい。

アーメン。


と、思ったけれど、彼の魂はどちらかというと

地獄へ傾いてしまったようです。

ぶっ壊れるアウレオルス。

まあ・・・こんな展開だったら当然ですよねー・・・。


アウレオルス、当麻とステイルに猛然と八つ当たり。

しかし、まあ、当麻の万能の右手と、自らの能力の

欠陥部分により・・・・・最終的に自滅

ああ、神よ、この哀れな男をお救い下さい。


で、最後は能力と記憶を失い、野にひっそりと

放たれたらしいアウレオルス

ああ、何ていうか、もうアーメン。


でっかいビルを所有して、物凄い能力を持って

華々しく(?)登場した割には、何とも哀れ過ぎる

結末だったアウレオルス。

もう哀れで哀れで笑えて仕方なかったです。

ごめんね。




ところで。

別に誰も聞きたくはないでしょうが、

私はステイルさんがお気に入りです。

彼はカッコイイと思います。ダサイところが。

もう最初に敵だった頃から、彼は駄目で駄目で

私の気を惹きつけました。

ルーンの紙を一枚一枚壁に貼り付けるという、非常に

地味で手間のかかる作業をこなし、そのうえで

炎を操っていたら、スプリンクラーでルーン台無し。

という部分とか。

本当は去年までインデックスのパートナーだったけど、

今年は嫌われてるから、ノリノリで敵役をやっている

とか。

それでもって当麻にあっさりインデックスの記憶に

ついて解決されてる所とか。

それでも今でもこっそりインデックスを守るために

ルーンを壁に一枚一枚貼っている所とか。

素敵すぎると思います。

今回も今回で、

真実に迫る重要なことを格好よくしゃべっているのに、

実はアウレオルスに床に貼り付けさせられて動けない

でいる所とか、きゅんきゅんしました。

俯瞰している図の、あの情けなさ!

そして、人体模型みたいな姿にされる所も最高でした。

あの部分、体が透け透けになって、気持ち悪いステイルに

当麻は吐きそうになってましたが、

私は大爆笑でした。

流石、ステイル。カッコイイ!マジパネエ。


そんな感じで、私はステイルさん大好きです。

何だかんだ言って林檎を剥いてるあげてるところも

素敵。


・・・?

何だかステイルへの愛を叫ぶ感想になりましたが、

まあ、いいか。