あーアニメ感想書きたいけど書けない・・・。


なので、今日も漫画の感想です。

それにしても凄いタイトルだ・・・(笑)


◎「パーフェクト・ジェントルマン」

パーフェクト・ジェントルマン (小学館文庫)/波津 彬子
¥610
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ウィルフォード財閥の有能な後継者エイドリアン。

そして同じくウィルフォードの家系に生まれながらも、

自由を望み、家を出て職や土地を転々として生きる

コンラッド。

そのコンラッドが久しぶりにN・Yに帰ってきた。

それはすぐに仕事で旅立つ予定での帰郷のはずだった。

が、突然コンラッドを父親と呼ぶ子供が現れ、記憶の

ないコンラッドは混乱する。

・・・というような、「パーフェクト・ジェントルマン」の他、

「光の庭・風の立つ影」、「パラダイス・ゾーン」が

この文庫には収録されています。



波津彬子先生と言えば、いずれ感想を書きたいなーと

思っているのですが、「雨柳堂夢咄」が真っ先に出てくる

のが私のイメージです。

つまり和風時々中華の趣、といったイメージです。


が、この文庫の作品達はアメリカが舞台のものが

主だと思います。

「思います」というのは、単に確認するのが面倒だと

いう私の怠慢ですが、まあそれはいいとして。


アメリカが舞台のこの作品達。

なかなかいけます。

昔の洋画を感じさせるような雰囲気が、和風でもなく

中華でもないのに(当たり前ですが)、波津先生独特の

何ていうんだ、郷愁を感じさせる趣を作り出していて

良いと思います。


特に良かったのは、ホスト君がかなーり年上マダム達の

話相手をする話「パラダイス・ゾーン」ですが、ちょっと

今やる気がないので詳しくは書きません(駄目人間)

たくましいマダム達が素敵でした。