あーアニメ感想書きたいけど書けない・・・。
なので、今日も漫画の感想です。
それにしても凄いタイトルだ・・・(笑)
◎「パーフェクト・ジェントルマン」
- パーフェクト・ジェントルマン (小学館文庫)/波津 彬子
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ウィルフォード財閥の有能な後継者エイドリアン。
そして同じくウィルフォードの家系に生まれながらも、
自由を望み、家を出て職や土地を転々として生きる
コンラッド。
そのコンラッドが久しぶりにN・Yに帰ってきた。
それはすぐに仕事で旅立つ予定での帰郷のはずだった。
が、突然コンラッドを父親と呼ぶ子供が現れ、記憶の
ないコンラッドは混乱する。
・・・というような、「パーフェクト・ジェントルマン」の他、
「光の庭・風の立つ影」、「パラダイス・ゾーン」が
この文庫には収録されています。
波津彬子先生と言えば、いずれ感想を書きたいなーと
思っているのですが、「雨柳堂夢咄」が真っ先に出てくる
のが私のイメージです。
つまり和風時々中華の趣、といったイメージです。
が、この文庫の作品達はアメリカが舞台のものが
主だと思います。
「思います」というのは、単に確認するのが面倒だと
いう私の怠慢ですが、まあそれはいいとして。
アメリカが舞台のこの作品達。
なかなかいけます。
昔の洋画を感じさせるような雰囲気が、和風でもなく
中華でもないのに(当たり前ですが)、波津先生独特の
何ていうんだ、郷愁を感じさせる趣を作り出していて
良いと思います。
特に良かったのは、ホスト君がかなーり年上マダム達の
話相手をする話「パラダイス・ゾーン」ですが、ちょっと
今やる気がないので詳しくは書きません(駄目人間)
たくましいマダム達が素敵でした。