感想等が溜まり過ぎていて、どれから消化していいのか
見当がつきません。
とりあえずギアスだな、と思っていたのに、あれ~??
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※ネタバレします。要注意。
☆第二十四話「華園光・滝島彗」の感想です。
思ったより普通の最終回でした。
いきなりS・Aメンバー達が学校に退学届を提出。
直後ロンドンに飛び、滝島グループの大豪邸に
スパイ大作戦決行。
けしかけられた犬達を竜が一瞬で虜に。
防犯レーザー(殺傷用?)には宙が捨て身の囮に。
大量メイドは裏純がフェロモンで悩殺。
それでも追ってくる警備は芽が歌で失神させる。
そしてバイクで壁を登り、塔の上階にある彗の自室に
窓から光が飛び込む。
いや~、意外と普通の展開だ~。
こんなの「S・A」においては衝撃でも何でもない
という範疇だ~。
むしろアレだ。
きっとこの超人集団なら正面から堂々といっても
勝てたよ。
と、思えてならないのです。
あ、分かった。
あのスパイ大作戦はハンデだ。
滝島グループが雇っているとはいえ、凡人を相手に
本気を出しては可哀想だという、超人達の温かい配慮だ。
そうだ。きっとそうだ。
本気を出したら死人が出るかもしれないしね。
ま、そんなこんなでスパイ大作戦の末に、
光は彗に再会します。
ヤッピーの姿で。
感動の再会が胡散臭いウサギ着ぐるみ姿でいいのか。
少女漫画的にそれはアリなのか。
色々と思ったりもしましたが、きっと彗は感動して
ました。彗は多分ヤッピーすらも素晴らしく可愛らしい
生物に見えてました。そんな描写はなかったけれど、
私にはそう見えました。だって彗だし。
そして、やっと気持ちが通じ合う二人。
ビッグ・ベンの上かどこかで。
いや、だって知らないうちに登ってたんだもの。
二人がロンドンにある滝島家の塔から飛び出したと
思ったら、よく分からないところを全力疾走して、
気がついたらビッグ・ベンか何かに登ってたんだもの。
だって仕方無いじゃん。
光と彗だから。
超人生物達だから。
知らないうちにビッグ・ベンに登ってることだって
普通にあるよ。
で。
気持ちが通じ合った直後、胸に差してあった花が
風に飛ばされ、それを追って高所から落ちる光。
それを抱きとめるように飛び出す彗。
そして空中で二人は・・・
って、あれ?
高所から落ちてるのに全然全くこれっぽっちも
焦ってなくない?
こ、これは・・・・・・
やっぱり彗は飛べたらしい。
驚愕の・・・じゃなかった、想定の範囲内の事実。
やはり彗は人ではなかったんですね。
いや、でもそんな瑣末な事より、二人が無事に
両想いになれて良かった~。
S・Aのメンバーも皆揃って退学取り消しになった
ようですし、これでめでたしめでたしです。
うーん。
全体を通して、ハイテンションで超人変人達で
びっくりするような設定と演出があって、とても
楽しかったので、これで終わりなのはちょっと
寂しいです。
でも最後まで楽しめて良かったです。
最後まで皆変人だったしね。
彗も変態だったしね。
彗「俺が、勝ったら・・・光の全てを・・・!」
ネクタイ、シュパーンと外す。
彗「いただきます!」
変態すぎて病気かと思った!
うん。
でもそんな彗を始め、S・Aの超人メンバーが
好きでした。