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※ネタバレします。要注意。



☆第十六話「超合集国決議第壱號」の感想です。


合衆国日本と合衆国中華が中心となり、47ヵ国が

合衆国憲章を批准、そして「超合衆国」が誕生しました。


って・・・・・・え?

さらっと流されてるけど、いつの間に世界を二分する

勢力にのし上がったのか、黒の騎士団。

いや、黒の騎士団は超合衆国の武力担当で、政治は

するのかどうか分かりませんが・・・。でも憲章批准の

後のエリア11解放決議を見ていると、やはり中心と

なっていくつもりじゃないかという気がしますが。

いつの間にか・・・大きくなったのね・・・。

何故そんなに勢いがあるのにエリア11はいつまで

たっても・・・いや何でもない。


このように「黒の騎士団」としては着実に前進を続けて

いる状況ですが、ルルーシュ個人としてはナナリーに

関して大ピンチの模様。父の手からナナリーを守ろうと

必死です。

つーか、ブリタニア皇帝は憲章批准後に電波をジャック

してまで息子に私信を送ってましたが、全世界を巻き

込んだ私信なんて、目立ちたいところは親子でそっくり

だな~と妙に感心しました。

親子で大好き、電波ジャック。


まあ、それはいいんですが。

ナナリーを助けたい。けれど動けない。

どうしよう。どうしたらいい?

と、いつものように焦ってきたルルーシュ。

予想外のことが起こると急に安定さを欠いて、変な

行動をとりだすのがルルーシュの悪い癖。何か

起こさなきゃいいけど・・・と思っていたら


ルル「ゼロがルルーシュだと世界中に明かしてしま

   うか?」


いやいやいや。


ルル「しかし、リーダーが敵国の皇子だとなれば、

   黒の騎士団は崩壊する」


あ、良かった。

流石のルルーシュもそこは大丈夫か。


しかし手の取りようがないルルーシュ。困って、今は

ただの奴隷少女に戻ってしまったC.C.に相談。

C.C.は友達がいれば・・・と助言(?)

するとルルーシュ、分かったとばかりにスザクに電話。


スザク「ルルーシュ・・・君はゼロか?」

ルル「そうだ。俺がゼロだ」

スザク「ブリタニアの敵が、僕に何の用だ」

ルル「頼む!ナナリーを・・ナナリーを・・守って下さい」


お前どのツラ下げて電話してきた。

馬鹿か。阿呆か。

お前の大事なナナリーは僕の愛人にしてやる!

とか言わず、冷静に条件を持ち出す辺り、スザクは紳士

だと思いました。

それに比べてルルーシュは・・・・・・。



 

☆第十七話「土 の 味」の感想です。


エリア11に侵攻する黒の騎士団と、迎え撃つ

ブリタニア軍が激突。


星刻の指揮の元、激しい戦いをする黒の騎士団。

指揮を執り、敵の大将クラスと戦いつつ、なおかつ

味方の艦も守る星刻。

出来る男です。

とても働き者です。
で、

そのように星刻がフルで働いている時、

総大将であるルルーシュは友達に会いに行って

ました。

みたいな(笑)


枢木神社でスザクと対面するルルーシュ。

ナナリーのことをお願いに行くということなのですが、


ルル「だからスザク、俺はお前に賭けてみようと思う。

   もしお前が俺を受け入れるなら・・・」


何でちょっと上から目線?


その心の中は知らないでしょうが、今までのことが

あるので、案の定


スザク「よく僕の前に顔が出せるな」


と言われてしまいます。

そらそうだよね~・・・。

その後にも「最低だ」とか「人間じゃない」とか色々

言われるルルーシュ。

つか、何で今更そこで必要のない嘘をつくのか。

ユフィのこともシャーリーのことも、全ては自分の

野望のための駒に過ぎないと嘘をつくルルーシュ。

そして


ルル「そうだ。全ての罪は俺にある。

    だが、ナナリーは関係ない!


その流れでこれは無理がある!!

非常に無理があるけれど、とにかくナナリーのため

なので膝をついて頼むシスコンルルーシュ。


ルル「俺は今、生まれて初めて人に頭を下げている。

    恥も外聞もない。(略)だからナナリーを助けて

    くれ!頼む!!」


どうして誠心誠意頼んでる感じがしないんだろう!!

頭下げてるからいいじゃんて感じなのは何故だ!!


ここでスザク、ルルーシュを足蹴にする。


スザク「今になって、何だそれは!?

     許されると思っているのか!?こんなことで・・・」


まあ、そうですよね~。

今まで色々色々色々あったもんね。

それを無視して「頭下げてるんだからナナリーを守って

よ」とか言われても。

足蹴にして「今すぐユフィを生き返らせろ!」と罵る位じゃ

本当は収まらないよね・・・。


しかし。

しかしなのです。

何故か一通り罵り終わった後。


スザク「ルルーシュ、君の嘘を償う方法は一つ。

     その嘘を本当にしてしまえばいい。

     君は正義の味方だと嘘をついた。

     だったら本当に正義の味方になってみろ


と何故かゼロとして活動を続ける様に促すスザク。

流石ルルーシュと親友をやってこれた男。思考が

全く読めません。

しかし、ここでスザクをこっそりつけていた部隊が、

ルルーシュをゼロとして確保。ルルーシュはスザクも

最初からそのつもりだったと勘違い。


ルル「俺を裏切ったなぁぁぁぁぁぁ!!」


絶叫のルルーシュ。

けれどその後、元々仕掛けてあった手を使って

逃走。信用してないのはどっちだ。

そしてそのまま東京租界へ向かい、以前から準備して

あった仕掛けを使って攻め込みます。

このまま一気にナナリー奪還だ!!


・・・ってあれ・・・・・・??

スザクに頭を下げる必要ってあったの??


そんなこんなで戦いは続くようです。



ところで、ヴァルトシュタイン卿の持っている剣が

「エクスカリバー」だったようですが、今その名を聞くと

私は、CM中にも歌を流し続けるウザいアンチクショウ

しか思い出せません。

ヴァルトシュタイン卿は五時間に及ぶ朗読会に

参加済みか・・・すごいな・・・。