◎「コードギアス 反逆のルルーシュR2」

コードギアス 反逆のルルーシュ R2 volume01
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☆第十二話「ラブ アタック !」の感想です。



※ネタバレします。要注意。



「コードギアス」と書いて、「やり過ぎ」と読む。

そんな事をしばしば感じさせられる作品ですが、

嫌いではありません。むしろその部分が楽しく

すらあります。

ただ時々色々心配にはなります。・・・今後の展開とか?



中華連邦から学園に帰ってきたルルーシュですが、

早速厄介事が待っていました。


「人間関係を円滑に」という指示を忠実に守りつつ

身代わりを演じていた小夜子さんが、何故か女子生徒

との関係ばかりを円滑に進め、女の子とのデートの

予定を入れまくり。

一見パラダイスに見えるルルーシュの予定表ですが、

睡眠時間は三時間、後は108人の女子とひたすら

細切れデートの連続。キャンセル待ちも有り。デートは

六か月待ちの状態というかなりのハードスケジュール。

学園で何の商売を始めたのかという似非ホスト状態。

しかも、シャーリーとはキスまでしていました。


このいかれた状態に、

ロロ「これじゃ人格破綻者だよ」

とイラつくロロですが、

大丈夫。

ルルーシュは、

もうとっくの昔に人格が破綻している(断言)


それは自明の事なのでどうでもいいんですが、

シャーリーにキスしたことを責められた小夜子さんが

小夜子「あのう・・・いけなかったでしょうか?(略)

     ルルーシュ様のキャラクターでしたら・・・

と自然に答えていたのには多少驚きました。

ということは・・・

ルルーシュとナナリーの生活を、常に間近で見て

仕えてきた小夜子さん。その彼女の中でのルルーシュの

人格は、


いきなり女の子にキスし、睡眠時間を三時間に設定

してでも、数多くの女の子とのデートに勤しむ


そんないかれぽんちなものだったと・・・そういうことですよね。

多少哀れなルルーシュ・・・。


それにしても、振り回されるシャーリーが可哀想になり

ます。と、思っていたら、


シャーリー「ルル、貴方かどれだけ駄目人間でも、ううん

       駄目人間だから、私が立ち直らせてあげなきゃ」


シャーリーのダメンズウォーカー度、爆発。

駄目だって。共依存は大変だからやめときなって。

しかし

シャーリー「いいよ、嘘のキスでも、私・・・」

       「いいよ、許してあげる」

       「でも、いつか本当に好きにさせてみせるから」

と、ルルーシュが自分を好きではないことを承知の上で

付き合うことに・・・。もう駄目だ、こりゃ。


こんな感じだといつか不幸が・・・と思っていたら、案外すぐ

不幸が来てしまいました。ギアスを破壊するギアス能力を

手に入れたオレンジ卿の力により、偶然記憶が蘇ります。

付き合うと決まった、その次にこれは辛い。



ていうかさ。

オレンジさんのようなギアス能力があるんだったら、壁に

ひたすら傷をつけなきゃいけない女の子を真っ先に解放

してあげて欲しいと思う。結構大変だと思うんだよね、あれ。