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第六話「狼と無言の別れ」の感想です。
※ネタバレします。要注意。
↑最近これをつけるかどうかで迷ってます。
さり気なく手をつないで、地下水道を逃げるホロと
ロレンス。
その時、ホロが追手の水音を聞きます。
そして、ホロが追手が犬を放った音を聞き取ります。
ホロが遠吠えをして犬を追い払います。
ホロがロレンスに襲いかかってきた男に噛みつきます。
ロレンスは・・・・・・ロレンスは負傷します。
もう完璧です。
完璧にこの作品のヒーローはホロ、ヒロインは
ロレンスです。
公式サイトのこの回のストーリー紹介の一部、
「非力なホロはなす術が無く」
という部分は間違っていると思います。
何気なく読んだ時に、「非力な」・・・「非力な」!!?と
二度見、三度見してしまった位間違ってると思います。
むしろ非力なのはロレンスでしょう。でもそれは恥じる
ことではないと思います。何故ならば、
非力なのはヒロインの務めだからです。
それはそうとロレンス、刺された後に
ロレンス「ちくしょう・・・やられた・・・」
と苦しげな声で漏らすのはいいんですが、アナタ
そんなに苦しそうなのに手はちゃっかりホロの肩に
回してるんですね!?結構余裕!?
そしてロレンス気絶。ホロの必死の呼びかけにやっと
目を覚まします。
ホロ「よかった・・・主、何度呼んでも起きんから」
心配そうなホロに、ロレンスは少し間を置いて答えます。
ロレンス「大丈夫だ。ちょっと眠かっただけだ」
大丈夫じゃない!それは絶っっ対大丈夫じゃない!
ちょっと寝たら永遠に起きれなくなるパターンだよ!!
しっかり!寝たら駄目だー!もう寝てたけど!
ホロはヒロインロレンスの手をとって光の匂い(どんな
匂い?)のする方向へ導きます。
が、逃げられず追手に追い詰められ、ロレンスは
ロレンス「下がってろ」
と格好よくホロを後ろにかばったりしたけど、
ホロ「そんな・・・主、無理じゃろ!(ヒロインだから!)」
というホロのお言葉。私もそう思いました。
まあ、ヒロインの部分は私の幻聴ですが。
で、クロエ登場。
ここからの話は宇宙語で理解不能だったため省略。
ピンチに陥ったロレンス。
そのロレンスを救うためにホロは本来の姿に変身。
ヒロインを救うのがヒーローの務めなのです。
ていうか何故ホロの狼姿に怯えるのか、ロレンス。
他の人はともかく、貴方は見るのは二度目でしょう。
そんなビビリな夫(予定)に愛想をつかしたのか、
ホロは狼姿のまま去っていこうとします。
さあ、引きとめるんだロレンス!ここは男らしく!
ロレンス「待て!・・・ホロ!」
そうだ、ここはビシッと!
ロレンス「お前が破いた服、幾らすると思ってる
んだ!」
おい!
ロレンス「神だろうが何だろうが弁償してらうぞ!」
おいおい!!
ロレンス「俺が何年かけて稼いだ金で買い揃えたと
思ってるんだ」
駄目だこいつ!早く何とかしないと!!
ロレンス「追いかけてやる。北の森まで追いかけて
やる!」
おまけにストーカー宣言までーーー!!
もう駄目だ、この男ーーー!!!
そこは嘘でも「どんな姿でもお前が好きだー!」って
叫んどけよ、ロレンスーーー!!
また気を失ったロレンスは、ミローネ商会で目を覚まし
ます。
この後のマールハイトとの会話は宇宙語なので省略。
今回の利益の分け前として胡椒を求めたロレンスに
笑うマールハイト。最近読んだ戯曲を思い出したのだ
そうです。何故か力をこめて解説するマールハイト。
マールハイト「いや、ついつい太ったロレンスさんが
悪魔に食べられるところを想像してしまい
まして」
ロレンス「早く香辛料の効いた体になりたいものです」
マールハイト「期待しております」
あのさあ・・・この戯曲、「協会が商会向けに商売の
節度を説」いたものだからね!全然内容が届いて
ないね、アンタ達!!
そしてロレンスのもとに謎の請求書が。
ホロからの愛の請求書。
で、仲良く旅に戻る二人。
良かった、良かった。
にしても、ホロ様買いすぎですよ(笑)