アニメ感想が遅れ気味ですが・・・今日も漫画の感想です。
アニメ感想は・・・出来るだけ早く・・・早く・・・出来るといいな・・・。
◎「LIAR GAME Ⅴ」
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ライアーゲーム、トーナメント3回戦。
3回戦は、チーム戦で「密輸ゲーム」が行われてい
ます。ヨコヤが率いる「北の国」と、秋山がBOSSな
感じの「南の国」との対決です。
4巻を読んだのがかなり前だったので、ちょっと・・・
いや見事にごっそり記憶がないんですが、キクザワ
さんの「イジメられていた」告白で終わったんでした
っけ・・・??
まあ、その続きです(強引に進める)
※ここからネタバレ含みます。要注意!
キクザワさんの「ヨコヤにイジメられていた」という
衝撃告白。しかし驚くのは早かった。
キクザワ「ヨコヤ一人が学校の全員をイジメて
いたんだ」
それってイジメって言うのかYO!
もうイジメの枠を超えているような気がするん
だけど。
それはともかく。学校全員(教師含む)をイジメ倒す
ヨコヤさんは、そのずば抜けた頭の良さを生かして
団体の中で独裁体制を築くのがお好き、というかな
りアレな変態のようです。
ちょっとした呟き(でもこんなにドSな変態なのに、何故か私は
ヨコヤさんにはそれほど心動かされません。何故でしょう・・・?)
当然「北の国」もヨコヤの独裁国家となっている
ものと推測されます。その強固な支配関係から
くる一枚岩の力、それを何とか破らなければ勝ち
目はないわけです。
で、ここから色々あるんですが、ネタバレしまくり
になるので、ちょっとずつだけ。
フクナガさんキレまくり。
そんなにキレてると血管やばいよ!っていう位に
キレまくってます。でも何故だろう。段々そんな
フクナガさんが誰よりも男らしいオカマに見えて
くるのは・・・。
(ドラマとは違って、原作はナイスバディなオカマさん
です)
ナオちゃん、「てへっ」って今時見ないよ!!
秋山さん、流石。
っていうか、もう秋山さんだけいれば他の人いら
ないんじゃ・・・とかいう事は言ったらいけないん
だろうか。一人で分析し、実験し、計画し、そして
実行もする。他のチームメイト達が足を引っ張って
も、そこから更に策を出してくる。
もう敵と闘ってるのか、味方と闘ってるのか分か
らないほど、一人で全てと闘う秋山さん。
この巻では元天才詐欺師は伊達じゃない、という
ほど一人で頑張ってます。
そしてSです。サド気質を遺憾なく発揮して
くれてます。喜ばしいかぎりです(個人的に)
とんでもない窮地に立たされたところからの
騙しっぷりは思わずクラクラきました(笑)
その窮地から、100パーセント勝ちを確信した
相手チームのバンダナさんを騙す場面はこんな
感じでした。
バンダナ「なーんだ バレてたのか」
策がバレても全く動じないバンダナさん。
むしろ余裕で余裕で仕方ないバンダナさん。
そんな彼に
秋山「ははは 呑気だなぁ お前」
笑いながら小馬鹿にする所から入る秋山さん。
秋山「バカはお前の方じゃないか。お前、マジ
で自分達が100%勝てると思ってるのか?」
力をこめて馬鹿にしだす秋山さん。
少し動揺してきたバンダナさんに
秋山「かわいそうなお前に真実を教えてやろう」
無駄に「かわいそうな」という修飾語をつけて虚仮に
しまくる秋山さん。
そしてハッタリ。
バンダナさん、見事に秋山さんの策にハマり、
バンダナ「できる事なら何でもする・・・だから、俺だけは・・
助けてくれ・・・・・・」
真っ青になって震えだします。
この間、8ページ。
最初の「なーんだ バレてたのか」から8ページ後には
相手を恐怖のどん底にまで突き落とす。
・・・秋山さん、最高です。
流石、元天才詐欺師。
っていうか。
秋山さんが詐欺師だったのは、身内への愛情から
復讐心に燃えていたわけで、別に好きでやっていた
わけじゃないですよねー?
でもこれを見ると・・・もう天賦の才にしか思えない。
もう天職なんじゃないだろうか、詐欺師が・・・。詐欺師
が嫌いだというのなら・・・どうだろう、クロサギとか・・・。