この間、電車の中で白人男性を見かけました。

色が白くて、ちょっとイケメンで、眼鏡でした。


・・・何故、眼鏡が太字か?

私は眼鏡っ子が大好きだからですよ!!(男女問わず)

いいですよね、眼鏡。

ね。

ね。

ね?(強要)


で、それはどうでもよくて。

その男性は三島由紀夫の「潮騒」を読んでいました。

しかも、膝の上に置いた電子辞書をこまめに引きながら。

何か焦りました。

母語でない言語の作品を、ここまで熱心に読むなんて・・・!

日本人として焦りを感じました。


その時、ふと彼の着ているTシャツに目が止まりました。

黒地のTシャツで、胸に灰色っぽい白で何か文字が・・・・・・

何だろう、目をこらすと・・・・・・


「萌え」


と、はっきり書かれていました。

ええっ・・・・・いや、あのう、私が言うのもなんだけど、どうし

よう、どうしたらいい・・??

と、何故か焦りました。


何だかとても焦る人でした。